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2025.04.14 9:00

ショーン・ペン × タイ・シェリダン『アスファルト・シティ』6月27日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映された『Asphalt City』が、邦題を『アスファルト・シティ』として6月27日(金)より公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルが解禁されました。 

混沌の街、ニューヨーク、ハーレム。大学の医学部入学を目指すクロス(タイ・シェリダン)は勉学に励む一方で、新人救急救命隊員として働き始めると、この界隈で最も腕が良いと評判のベテラン隊員ラット(ショーン・ペン)とバディを組むことに。救急車に乗り込み厳しい指導を受けるも、多種多様な犯罪、薬物中毒、移民やホームレスの終わりなき問題に直面し、自分の無力さに打ちのめされるクロス。そんな中、自宅で早産したとある女性の要請に応えたクロスとラットの新生児への処置が、二人の人生を大きく狂わせていくことに──。

監督は、カンヌ国際映画祭の「ある視点部門」に出品された『ジョニー・マッド・ドッグ』や『暁に祈れ』など、バイオレンスをテーマに社会と人間のダークサイドに真正面から斬り込む容赦なき作家魂で高く評価されるジャン=ステファーヌ・ソヴェール。本作では、元救急救命隊員の作家が実話を基に執筆した小説を原作に、〈救い〉の物語を紡ぎました。

腕利きのベテラン救急救命隊員の主人公ラット役を務めたショーン・ペンは、オファーを受けた際、監督やプロデューサーなど映画製作に専念するためもう役者はやらないと一旦は断ったものの、最終的に本作が訴える現状への危機感に共鳴し、出演を決意。

ラットの相棒となるもう一人の主人公・新人隊員のクロス役には、『X-MEN』シリーズ、『レディ・プレイヤー1』のタイ・シェリダン。人の命を救う仕事を理想としていた青年が、きれいごとなど欠片もない修羅場を目の当たりにし、混乱と葛藤に心を引き裂かれていく様を体現しました。

主演の二人は製作総指揮も兼任。撮影前には救急車に同乗して救急救命隊と行動を共にし、その体験を全身に叩き込みました。

さらに、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストーン、『ラストデイズ』のマイケル・ピット、元プロボクサーのマイク・タイソンら個性派キャストがハーレムの街で力強く生き抜く人々を演じています。

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『アスファルト・シティ』(原題:Asphalt City)

監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
原作:シャノン・バーク著「Black Flies」
出演:ショーン・ペン、タイ・シェリダン、キャサリン・ウォーターストーン、マイケル・ピット、マイク・タイソン
2023年/英・米/英語/カラー/スコープサイズ/125分/字幕翻訳:高山舞子/R15+

日本公開:2025年6月27日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
公式サイト
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