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2025.04.13 8:00

『愛されなくても別に』本予告&本ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

南沙良主演の映画『愛されなくても別に』の本予告と本ポスター、全キャスト、主題歌情報が解禁されました。

“フツー”とはかけ離れた大学生活を送る宮田陽彩(南沙良)は、学校に通いながら朝から晩まで寝る間もなくアルバイトや家事に追われる──母親に金を渡し、世話をするために。母親から暴力は振るわれないし、暴言もない。ただ「愛している」と言う言葉で縛られ、陽彩は緩やかな絶望と人生に対する期待のなさの中で生きている。そんなある日、同じバイト先の同級生、江永雅(馬場ふみか)と出会うことによって、陽彩の人生は大きく変わっていく──。

到着した予告編では、経済的虐待を受ける陽彩、親に売春を斡旋される雅に加え、過干渉な親から精神的虐待を受ける木村水宝石(本田望結)も登場。「クソみたいな世界で、わたしの人生を、生きる」、そう覚悟して突き進む3人の姿に、苦しみの先に見出すであろう自由を感じさせる映像となっています。

過干渉な親に育てられ精神的虐待を受け、新興宗教にはまっていく木村水宝石役に本田望結、陽彩と雅のアルバイト先のコンビニの同僚・堀口順平役に基俊介(IMP.)、雅の父親が殺してしまった被害者の遺族・大山幸太郎役に伊島空、福岡で暮らす水宝石の母親・木村美佐子役に池津祥子、彩の母親で、現在は10歳下の彼氏がいる浪費家の宮田愛役に河井青葉。

監督・脚本を務めた井樫彩は、2016年公開の短編映画『溶ける』が日本人最年少でカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に選出され、その後も映画『真っ赤な星』(18年)、『NO CALL NO LIFE』(21年)、『あの娘は知らない』(22年)やミュージックビデオなど数々の作品を手掛け注目を集める若手。

原作は、2013年に日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた「今日、きみと息をする。」で作家デビューし、続く「響け! ユーフォニアム」はテレビアニメ化され大ヒットした武田綾乃による、吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説。著作の中で実写化初となる作品です。

以下、コメントが到着しています。

hockrockb
見かけも性格も違うけど心の根っこが似ている者同士が2人だけの共通言語のようなものを使って支え合っていく様子、映像の瑞々しさ、同時に漂うほのかな寂しさを織り込んだ楽曲です。大切な人を思い出す、やさしい時間になるといいなあと願っています。

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『愛されなくても別に』

宮田陽彩は、“クソ”のような大学生活を送っていた。大学に通い、それ以外のほとんどの時間を浪費家の母に変わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、学費と家計を稼ぐ日々。遊ぶ時間も、金もない。親にも、友人にも、何かに期待して生きてきたことがない。そんなある日、同級生・江永雅のひょんな噂を耳にする。「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」。他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたり。この出会いが人生を変えていく──。

出演:南沙良、馬場ふみか、本田望結、基俊介(IMP.)、伊島空、池津祥子、河井青葉
監督:井樫彩
原作:武田綾乃『愛されなくても別に』(講談社文庫)
脚本:井樫彩、イ・ナウォン
企画・プロデュース:佐藤慎太朗
製作幹事・制作プロダクション:murmur

日本公開:2025年7月4日 新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©武田綾乃/講談社 ©2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会