北村匠海主演『悪い夏』メイキング写真4点が解禁!
- Fan's Voice Staff
北村匠海主演、城定秀夫監督の映画『悪い夏』の撮影現場を捉えたメイキング写真と、初公開本編映像満載のOKAMOTO’S「Cheep Hero」MVが解禁されました。
真面目に働く市役所勤務の公務員・佐々木(北村匠海)が、ふとしたきっかけでとんでもない犯罪行為に巻き込まれていく姿を描くサスペンスエンターテインメント。
撮影は、昨年6月に埼玉県飯能市を中心に行われ、城定監督とは7本目の映画作品となる撮影監督の渡邊雅紀、数々のヒット作に参加してきた照明の志村昭裕、録音の秋元大輔ら盤石の面々が集まりました。
撮影は、佐々木が勤務する船岡市役所の日常シーンから穏やかにスタート。佐々木が担当する生活保護受給者・山田(竹原ピストル)の部屋を訪れるシーンは、その間取りの狭さもリアルで、佐々木と山田の距離の近さや、見事に作り込まれた雑然とした部屋の内装と相まって、撮影中のよどんだ緊迫感が伝わってきます。
本作で河合優実とは初共演となった北村は、「芝居やそのシーン一つ一つにおける見ている角度がとても近いなと感じた。河合さんと同じ目線でのシーンが多くあり、すごく気持ちのいい時間だなと思っていた」、河合は「現場で一つ一つに対して真剣なことが、一緒にやってると伝わってきて。お芝居や作品を作るっていうことが心から楽しいと思って、現場に毎日来ている方だなというのをすごく感じた」と振り返っており、現場のモニターをチェックする二人の姿からも、初共演で息の合った様子が伝わってきます。
物語において重要な場所となる、愛美(河合優実)が娘と暮らし、佐々木も訪れることになるアパートは、地元フィルムコミッションの尽力もあり、ちょうど修繕前の物件をまるまる一棟借りることができたそう。
クライマックスは、部屋での立ち回りから外へ飛び出し豪雨の中でのアクションを伴う、技術的にも体力的にもハードな局面。撮影は、愛美のアパートの前にある開けた河川敷で行われ、キャストたちは大量の雨と風と泥の中で立ち回ることとなり、北村のずぶ濡れぶりからも、現場の過酷さが伝わります。撮影は2日間におよび、全員一丸となった気迫と、城定監督の持つ、作品をエンターテインメントに昇華させる演出が冴えわたる、忘れられないシーンが完成しました。
今回の現場は、撮影の渡邊のほかにも若手のスタッフが多く集まり、実験的な瞬間も多く、それも楽しかったそう。また、これだけのキャストが集まって尚、高い層での話し合いや演技についてのやりとりの場がもたれ、本編の“クズワル”ぶりとは真逆の、笑顔あふれる記念ショットからも、撮影時間が充実したものだったことがわかります。
あわせて到着した本作のイメージソングであるOKAMOTO’S「Cheep Hero」MVは、アップテンポな楽曲にあわせて、本作の使用されていない初公開の映像が満載。特に終盤のクライマックスシーンの部屋での、豪雨での大乱闘には注目です。
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『悪い夏』
出演:北村匠海、河合優実、窪⽥正孝、⽵原ピストル、⽊南晴夏、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜
監督:城定秀夫
脚本:向井康介
原作:染井為人「悪い夏」(角川文庫/KADOKAWA刊)
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
製作:クロックワークス/KADOKAWA/C&Iエンタテインメント
日本公開:2025年3月20日(木・祝)全国公開
配給:クロックワークス
公式サイト
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