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2025.03.27 11:00

『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』6月6日公開決定!日本版本予告&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

オレオレ詐欺師に立ち向かうおばあちゃんを描いた前代未聞のスローアクションコメディ『Thelma』が、邦題を『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』として6月6日(金)に全国公開されることが決定し、日本版本予告とポスタービジュアル、場面写真5点が解禁されました。

仲良しの孫が逮捕されたと聞き、1万ドルの保釈金を送るように指示されたテルマおばあちゃん。典型的“オレオレ詐欺”に引っかかってしまった彼女は、そこでヘコたれない。何とか犯人を突き止め大金を取り戻すことを決意し、トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」にも背中を押され、テルマにとって人生初の大冒険が始まる──!

主演を務めたのは、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(13年)でアカデミー賞助演女優賞ノミネートされたジューン・スキッブ。映画の初主演としては史上最高齢となる93歳(現在は95歳)で同じ93歳のおばあちゃん役を演じ、電動スクーターでのカーアクションや銃撃などのアクションもすべて自身でこなしました。

スキッブは、声優として参加した『インサイド・ヘッド2』(24年)など近年は出演作が多数の売れっ子で、スカーレット・ヨハンソンの初監督作『Eleanor the Great』ではタイトルロールのエレノア役に抜擢。2025年3月の第97回アカデミー賞授賞式にはスカーレット・ヨハンソンと共にプレゼンターとして登場し、注目を集めました。

テルマの日常の面倒をみる愛すべき孫のダニエル役には、『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』、『クレイヴン・ザ・ハンター』、アカデミー賞作品賞ノミネートの『ニッケル・ボーイズ』と話題作に立て続けに出演したフレッド・ヘッキンジャー。テルマの娘ゲイル役には『ボーはおそれている』(23年)などのパーカー・ポージー、彼女の夫アラン役には、『アベンジャーズ』や『エージェント・オブ・シールド』(13〜20年)のコールソン捜査官で知られるクラーク・グレッグ。

『時計じかけのオレンジ』(71年)などのレジェンド俳優マルコム・マクダウェル、1970年代の“ブラックスプロイテーション”のジャンルを牽引した伝説の俳優リチャード・ラウンドトゥリーも出演。2023年10月に亡くなったラウンドトゥリーにとっては、これが遺作となりました。

自身の愛する祖母テルマとの実体験を基に脚本を書き上げたジョシュ・マーゴリンが長編初監督。2024年のサンダンス映画祭で上映されるや話題沸騰し、Rotten Tomatoesでは98%を記録しました。

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『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』(原題:Thelma)

93歳テルマは夫に先立たれ、寂しくも気楽な一人暮らしを謳歌していた。心優しい孫のダニエルがベストフレンド。いつもと変わらないはずのある日、一本の電話がテルマの運命を変える。「おばあちゃん、オレオレ。事故を起こしてしまったよ!」。刑務所にいるという愛する孫を助けるため、テルマは急いで保釈金の1万ドルをポストに投函する。しかしそれは無情にも、オレオレ詐欺だったのだ……。落胆する娘夫婦を見て、居ても立っても居られないテルマは、詐欺師たちからお金を取り戻す、93歳ミッション インポッシブルの遂行を決意!旧友の老人ベンを巻き込み、電動スクーターでロサンゼルスの街を駆け巡る、大冒険に出発する!果たしてミッションは成功するのか……?

監督・脚本:ジョシュ・マーゴリン
出演:ジューン・スキッブ、フレッド・ヘッキンジャー、リチャード・ラウンドトゥリー、
パーカー・ポージー、クラーク・グレッグ、マルコム・マクダウェル
2024年/アメリカ・スイス/英語/99分/シネスコ/5.1ch/カラー/日本語字幕:種市譲二

日本公開:2025年6月6日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
配給:パルコ ユニバーサル映画 
公式サイト
© Courtesy of Universal Pictures