『サブスタンス』コラリー・ファルジャ監督のインタビュー特別動画が解禁!
- Fan's Voice Staff
第97回アカデミー賞にて作品賞など5部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したデミ・ムーア主演『サブスタンス』のコラリー・ファルジャ監督のインタビュー特別動画が解禁されました。
到着した映像では、40歳を過ぎ『REVENGE リベンジ』(17年)で監督デビューするも、“(若さを失った)私にはもう価値がない”、“映画界でもう居場所が無い”と、強力な負のオーラを感じたと振り返るファルジャ監督が、自身の過去に抱いた痛みや違和感を重ね合わせながら、本作を制作した理由について丁寧に言葉を紡いでいます。
さらに、主人公のエリザベスは、実際にアカデミー賞主演女優賞を2度受賞した後に“別の生き方”としてエアロビ番組で人気を博したジェーン・フォンダがモデルであるとし、年齢を理由に映画界から追いやられたエリザベスが次の生き方を見つけたにもかかわらず、なぜ再び居場所を追いやられて危険な“サブスタンス(再生医療)“に手を出す必要があったのか、監督なりに説明。
エリザベス役を演じるデミ・ムーアと、弾けるような若さと美貌でエリザベスに対峙するスー役のマーガレット・クアリーの競演について、「デミとマーガレットの間には自然な絆とお互いを引き寄せるエネルギーがありました」「すると予想外のことが起きたんです。これはまさに映画の魔法ね」と、意味深なコメントで締めくくっています。
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『サブスタンス』(原題:The Substance)
元トップ人気女優エリザベスは、50歳を超え容姿の衰えと、それによる仕事の減少から、ある新しい再生医療に手を出す。すると──。
監督・脚本:コラリー・ファルジャ
出演:デミ・ムーア、マーガレット・クアリー、デニス・クエイド
アメリカ/142分/R15+
日本公開:2025年5月16日(金)公開
配給:ギャガ
©The Match Factory