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2025.03.21 15:00

フランソワ・オゾン監督新作『秋が来るとき』5月30日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

2024年サン・セバスティアン映画祭にて脚本賞と助演俳優賞を受賞したフランソワ・オゾン監督最新作『When Fall Is Coming』(英題)が、邦題を『秋が来るとき』として5月30日(金)より全国公開されることが決定し、監督よりメッセージ動画が到着しました。

自然豊かなブルゴーニュの田舎で一人暮らす80歳のミシェル。秋の休暇を利用して訪れた娘と孫に振る舞ったキノコ料理が引き金で、それぞれの過去が浮き彫りになっていき、人生の最後を豊かに過ごすため、ミシェルはある秘密を守り抜くことを決意し──。

監督が幼少時に毎年訪れていたというブルゴーニュを舞台に、子どもの頃の思い出から着想を得て制作されたという最新作は、初期のオゾン作品を感じさせる濃厚な人生ドラマ。主人公ミシェル役を演じたのは、映画、舞台でも活躍するベテランのエレーヌ・ヴァンサン。親友役にジョジアーヌ・バラスコ、その息子役にサン・セバスティアン映画祭で助演俳優賞を受賞したピエール・ロタン。さらに、日本でも大ヒットを記録した『スイミング・プール』のリュディヴィーヌ・サニエも2003年以来、約22年ぶりに出演。新旧のオゾン・ファミリーが一堂に会し、熟練した演技を魅せます。

日本公開決定に際し、オゾン監督からメッセージが到着。「とにかく、作品を楽しんでください。着想は、わたしが子供の頃の思い出です。家族が集まった食事で、森で摘んだキノコを振る舞ったおばがいたのです。話の続きは観てのお楽しみ。気に入ってもらえるといいな。また皆さんと会えますように」

フランソワ・オゾン監督(右)

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『秋が来るとき』(英題:When Fall Is Coming)

監督・脚本:フランソワ・オゾン
共同脚本:フィリップ・ピアッツォ
出演:エレーヌ・ヴァンサン、ジョジアン・バラスコ、リュディヴィーヌ・サニエ、ピエール・ロタン
2024年/フランス/フランス語/103分/ビスタ/カラー/5.1ch/日本語字幕:丸山垂穂/原題:Quand vient l’automne

日本公開:2025年5月30日(金)新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ロングライド、マーチ
公式サイト
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