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2025.02.27 12:00

『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』新場面写真10点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の主人公のモデルにもなった報道写真家の情熱的で数奇な運命をケイト・ウィンスレット主演で映画化した『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』の新場面写真10点が解禁されました。

マン・レイ、パブロ・ピカソ、ココ・シャネル、ジャン・コクトー、ダリ、コンデ・ナストら時の天才たちを魅了するトップモデルでありながら、第二次世界大戦の衝撃の真実を、写真を通して訴えた20世紀を代表する女性報道写真家リー・ミラー。

到着した場面写真では、友人たちと昼下がりの南フランスでピクニックを楽しみ人生を謳歌する戦前のミラーの姿をはじめ、激しい戦地に身を投じ、険しい表情で周囲を警戒しながらもカメラを抱える緊迫感あふれる瞬間が切り取られています。

さらに、アンディ・サムバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、マリオン・コティヤール、ジョシュ・オコナー、アンドレア・ライズボロー、ノエミ・メルランらが演じるミラーの人生に深く関わった重要な登場人物たちの姿も捉えられています。

アンディ・サムバーグが演じるのは、戦地でミラーと行動を共にし、その後生涯の友人となった「LIFE」誌のフォトジャーナリスト、デイヴィッド・シャーマン役。実際のデイヴィッドとそっくりだという驚きの理由でキャスティングされた彼は、ミラーとともに前線を駆け抜け、真摯に戦争の事実と向き合う誠実なジャーナリスト役を快演しました。

アレクサンダー・スカルスガルドは、ミラーの夫となるアートディーラーのローランド・ペンローズ役で出演。自身も芸術家としての側面を持ち、その感性で生涯ミラーを支えました。

仏版「VOGUE」誌のファッションディレクターで、ミラーの親友でもある公爵夫人ソランジュ・ダヤン役にはマリオン・コティヤール、同じくミラーの友人でモデルのヌーシュ・エリュアール役にはノエミ・メルラン、ミラーの写真を評価し、雑誌での取り上げを検討する英国版「VOGUE」編集⻑オードリー・ウィザーズ役にアンドレア・ライズボロー。

製作総指揮としても作品を牽引するウィンスレットが、今作の製作に乗り出すきっかけとなったのは、偶然、リー・ミラーに関わる古いテーブルを手に入れたことだったそう。奇妙な運命とも言うべき偶然でリー・ミラーの存在を知ったウィンスレットは、「どうして今まで誰も彼女のことを映画にしなかったのか?」と疑問を抱き、20世紀を代表する女性報道写真家として歴史に名を残すミラーの人生を映画化することに熱意を燃やし、8年以上という長い歳月をかけて本作を完成させました。

本作に集った豪華俳優たちは、映画化に情熱を燃やすウィンスレット自らがキャスティング。ウィンスレットはそんな彼らに対し、「彼らがこの作品に参加したいと思ってくれたこと、そしてこの物語を伝える一端を担える機会に感謝の気持ちを持ってくれていると実感できて、私は本当に感動した」と明かしています。

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『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』(原題:Lee)

1938年フランス、リー・ミラー(ケイト・ウィンスレット)は、芸術家や詩人の親友たち──ソランジュ・ダヤン(マリオン・コティヤール)やヌーシュ・エリュアール(ノエミ・メルラン)らと休暇を過ごしている時に芸術家でアートディーラーのローランド・ペンローズ(アレクサンダー・スカルスガルド)と出会い、瞬く間に恋に落ちる。だが、ほどなく第二次世界大戦の脅威が迫り、一夜にして日常生活のすべてが一変する。写真家としての仕事を得たリーは、アメリカ「LIFE」誌のフォトジャーナリスト兼編集者のデイヴィッド・シャーマン(アンディ・サムバーグ)と出会い、チームを組む。そして1945年従軍記者兼写真家としてブーヘンヴァルト強制収容所やダッハウ強制収容所など次々とスクープを掴み、ヒトラーのアパートの浴室でポートレイトを撮り戦争の終わりを伝える。だが、それらの光景は、リー自身の心にも深く焼きつき、戦後も長きに渡り彼女を苦しめることとなる。

監督:エレン・クラス
製作:ケイト・ウィンスレット、ケイト・ソロモン
出演:ケイト・ウィンスレット、アンディ・サムバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、マリオン・コティヤール、ジョシュ・オコナー、アンドレア・ライズボロー、ノエミ・メルラン
イギリス/ 2023/116分/英語、フランス語/翻訳:松浦美奈

日本公開:2025年5月9日(金)ROADSHOW
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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