『あの歌を憶えている』ジェシカ・チャステインの新場面写真2点が解禁!
- Fan's Voice Staff
第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に選出されたヒューマンドラマ『あの歌を憶えている』の主演を務めたジェシカ・チャステインの新場面写真2点が解禁されました。
過去のトラウマから逃れるために、静かで規則正しい生活を黙々と送っていたシングルマザーでソーシャルワーカーのシルヴィア役を演じたジェシカ・チャステイン。『女神の見えざる手』(16年)では冷徹に仕事を遂行してゆく敏腕ロビイスト役、『355』(22年)では世界中のスパイと手を組み奮闘するCIA最強の女性エージェント役と、数々の主演作で“強い女性”を演じ人気を博してきたましたが、今作では、ディスカウントストアで自ら衣裳を選び、最低限のヘアメイクを施し、人間関係に葛藤しながらも何とか前へ進もうともがくシルヴィアへと転身。
「私はずっと、もっと小規模な作品を作りたい、独自の視点を持ち自由に映画を作れる監督と仕事をしたいと思っていました。チヤホヤされるために映画に出ているのではありません、仕事と創造性のために映画を撮っているのです。この映画にはインディペンデントの映画の精神が詰まっています。なんと美しいことか、と思います。今回私は自分で髪を整えて、シルヴィアの服を買いに行きました。130ドルくらい使って、それを持ち帰って、フィッティングをしました。毎日自分で髪を整えていたのは気分がよかったし、楽しかったです」
そんなチャステインの演技に対し、海外メディアからは「なぜ彼女が現役の最高のアメリカ人女優の一人であるかを証明した」(The Guardian)、「忘れられない演技」(Variety)、「本当に素晴らしく、息を呑む」(Le Parisien)と称賛が相次ぎました。
監督は、『或る終焉』や『ニューオーダー』など、人間の内面を真正面から、時に暴力的な描写で描いてきたてメキシコの俊英ミシェル・フランコ。来月開催されるベルリン国際映画祭では、ミシェル・フランコ監督とジェシカ・ジャスティンが再タッグを組んだ新作『Dreams』がコンペティション部門に選出されています。
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『あの歌を憶えている』(原題:Memory)
ソーシャルワーカーとして働き、13歳の娘とNYで暮らすシルヴィア。若年性認知症による記憶障害を抱えるソール。それまで接点もなかったそんなふたりが、高校の同窓会で出会う。家族に頼まれ、ソールの面倒を見るようになるシルヴィアだったが、穏やかで優しい人柄と、抗えない運命を与えられた哀しみに触れる中で、彼に惹かれていく。だが、彼女もまた過去の傷を秘めていた──。
監督・脚本:ミシェル・フランコ
出演:ジェシカ・チャステイン、ピーター・サースガード、メリット・ウェヴァー、ブルック・ティンバー、エルシー・フィッシャー、ジェシカ・ハーパー ほか
2023年/103 分/アメリカ・メキシコ/英語/シネマスコープ/5.1ch /日本語字幕:大西公子
日本公開:2025年2月21日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開
配給:セテラ・インターナショナル
公式サイト
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