『石門』日本版予告編が解禁!
- Fan's Voice Staff
第60回台北金馬獎で日本資本の映画として初めて作品賞を受賞し、編集賞との2冠に輝いた映画『石門』の日本版予告編が解禁されました。
望まぬ妊娠に直面した20歳のリン(ヤオ・ホングイ)を主人公に、女性の前にある様々な壁を静かに見つめる作品。
監督は、女性の性に関する問題をテーマに映画を共同制作してきた中国湖南省出身のホアン・ジーと、東京出身の大塚竜治の夫妻。封建的な湖南省の農村で出稼ぎをする両親と離れて抑圧された生活を送る14歳の少女を描いた『卵と石』(12年)ではロッテルダム映画祭タイガー・アワードを受賞、学校で没収されたスマホを売ったことで見知らぬ男たちと知り合うことになる16歳の少女を追った『フーリッシュ・バード』(17年)では、ベルリン国際映画祭ジェネレーション14+スペシャルメンション賞を受賞しました。
ホアン・ジー監督は、「石門」とは「女性を取り巻く環境に存在する、打ち破りたくてもなかなか突破して先に進めない壁」 だと語っています。
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『石門』(英題:Stonewalling)
2019年、中国湖南省の長沙市。単発の仕事で日々お金を稼ぎながら、フライトアテンダントになるための勉強をしている20歳のリン。郊外で診療所を営んでいる両親は、死産の責任を求めて賠償金を迫られていた。ある日リンは、自分が妊娠一ヶ月であることを知る。子供を持つことも中絶することも望まなかったリンは、両親を助けるため賠償金の代わりにこの子供を提供することを思いつくのだが…。
監督:ホアン・ジー、大塚竜治
出演:ヤオ・ホングイ、リウ・ロン、シャオ・ズーロン、ホアン・シャオション、リウ・ガン 2022/日本/中国語/2時間28分/DCP
日本公開:2025年2月28日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、シネリーブル池袋ほか全国順次公開
配給:ラビットハウス
公式サイト
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