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2025.01.16 20:00

横浜聡子監督新作『海辺へ行く道』ベルリン国際映画祭に選出!

  • Fan's Voice Staff

『ウルトラミラクルラブストーリー』『いとみち』の横浜聡子監督最新作『海辺へ行く道』が、2月13日に開幕する第75回ベルリン国際映画祭のジェネレーション部門に選出され、海外版ポスタービジュアルと新場面写真が解禁されました。

アーティスト移住支援を謳い、何やらあやしげな“アーティスト”たちが行ったり来たりする海辺の街で、のんきに暮らす14歳の美術部員・奏介(原田琥之佑)と仲間たちを中心に描く、優しさとユーモアに満ちたちょっとおかしな人生讃歌。

原作は、知る人ぞ知る漫画家・三好銀の最高傑作と名高い「海辺へ行く道」シリーズ。脚本・監督は、『ジャーマン+雨』『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』『いとみち』でその度ごとに話題を巻き起こして来た横浜聡子。自身初のベルリン国際映画祭となります。

主演を務める14歳の原田琥之佑は、約800人のオーディションを経て主演を勝ち抜いた実力派。2022年公開の映画『サバカン SABAKAN』で映画デビュー後、少しずつキャリアを積んできた中で、初の長編主演映画がベルリン国際映画祭に選出されるという快挙を成し遂げました。

ベルリン国際映画祭の「ジェネレーション部門」は1978年に設立された、子どもを題材に扱った作品が選ばれる部門。本作はジェネレーション部門の中でも4歳以上が対象となるGeneration Kplusコンペティション部門に選出、11人の子ども審査員によって最優秀賞(クリスタルベア賞)が選ばれます。

部門ディレクターからは次の評文と共に招待の連絡が届いています。「島を散歩するように、素晴らしいキャラクター・映像・物語が隅々にまで行き渡り、出会いと別れを繰り返していく。約2時間半の至福の魔法のような映画は、人生にとって芸術とは何かを深く考える機会を与えてくれました」

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『海辺へ行く道』(英題:Seaside Serendipity)

原作:三好銀「海辺へ行く道」シリーズ(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
監督・脚本:横浜聡子
主演:原田琥之佑
製作:映画「海辺へ行く道」製作委員会

日本公開:2025年晩夏公開
配給:東京テアトル、ヨアケ
公式サイト
©2025映画「海辺へ行く道」製作委員会