『ブルータリスト』新場面写真8点が解禁!
- Fan's Voice Staff
第81回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)、第82回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演男優賞を受賞した『ブルータリスト』の新場面写真8点が解禁されました。
第二次世界大戦下にホロコーストを生き延び、アメリカへと渡った、ハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)の30年にわたる数奇な半生を、弱冠36歳の気鋭ブラディ・コーベット監督が描き出した、215分にわたる壮大な人間ドラマ。
到着した場面写真は、ラースロー・トートがさまざまな作品の創造に建築現場で携わる様子をはじめ、すべてが本作のプロダクションデザイナーによってデザインされた映画オリジナル建造物の一部など、タイトルにも起因する“無骨で荒々しく、彫塑のような表現”が特徴とも言われるブルータリズム建築群を捉えたものとなっています。
主演を務めたエイドリアン・ブロディは、『戦場のピアニスト』(03年)で実在したユダヤ人ピアニストを演じ、第60回ゴールデングローブ賞にノミネート。本作で再び同賞にノミネートされ、22年の時を経て、ようやく念願の初受賞を果たしました。授賞式では「この物語は、私の母や私の祖先が戦争から逃れてこの偉大な国にやってきた道のりを彷彿とさせる」「私は、母や祖父母の犠牲の上に成り立っているのです。あなた方が直面し、経験した困難や、この国への移住に苦労した多くの人々を、どう表現したらいいのか完全には分かりませんが、この作品があなた方を少しでも元気づけ、声をあげることができればと思います」「とても感謝しています。この瞬間を一生大切にします」と喜びのスピーチを行いました。
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『ブルータリスト』(原題:The Brutalist)
監督・共同脚本・製作:ブラディ・コーベット
共同脚本:モナ・ファストヴォールド
出演:エイドリアン・ブロディ、フェリシティ・ジョーンズ、ガイ・ピアース、ジョー・アルウィン、ラフィー・キャシディ
2024年/アメリカ、イギリス、ハンガリー/ビスタサイズ/215分/カラー/英語、ハンガリー語、イタリア語、ヘブライ語、イディッシュ語/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈
日本公開:2025年2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:パルコ ユニバーサル映画
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