ジェシカ・チャステイン主演『あの歌を憶えている』日本版本予告が解禁!
- Fan's Voice Staff
メキシコの俊英ミシェル・フランコ監督がジェシカ・チャステインを主演に迎えたヒューマンドラマ『あの歌を憶えている』の日本版本予告が解禁されました。
高校の同窓会に出席したシングルマザーのシルヴィア(ジェシカ・チャステイン)が帰宅し、自宅の前で寝ていたソール(ピーター・サースガード)に声をかける場面から始まる本予告。自分を尾けてきた理由を問い詰めると、ソールはただ一言「覚えていないんだ」と回答。その後、ソールが若年性の認知症を患っていることを知り、ソールの姪から「叔父を見てもらえたら嬉しい」と頼まれたシルヴィアは、彼と時間を共有するように。ところが、忘れたい過去の傷が癒えないシルヴィアは、深入りすることを恐れ、ソールとの距離を縮めることにためらい続ける一方、ソールが「自由を奪われた」と呟くと、シルヴィアもまた「あの出来事が忘れられない」と心の奥に秘めていた思いを吐露。記憶の苦しみに囚われた二人が、互いに支え合う中で、凍りついた心は少しずつ溶けていき──。
第80回ベネチア国際映画祭でワールドプレミアされ、ソール役のピーター・サースガードが男優賞を受賞。海外メディアからは、「記憶が光り輝くシーンを倍増させ、信じられないほどのフィナーレをもたらす。傑作だ」(パリジャン紙)、「紛れもないパワーを持った作品。今の時代に必要な映画だ」(ル・モンド紙)、「フランコ監督は、優しさと希望とともに素晴らしい驚きを与えてくれた」(テレラマ紙)、「記憶の隙間をなんとかすり抜けていくカップルを描いた美しい愛の映画」(リベラシオン紙)と高い評価を獲得しています。
==
『あの歌を憶えている』(原題:Memory)
ソーシャルワーカーとして働き、13歳の娘とNYで暮らすシルヴィア。若年性認知症による記憶障害を抱えるソール。それまで接点もなかったそんなふたりが、高校の同窓会で出会う。家族に頼まれ、ソールの面倒を見るようになるシルヴィアだったが、穏やかで優しい人柄と、抗えない運命を与えられた哀しみに触れる中で、彼に惹かれていく。だが、彼女もまた過去の傷を秘めていた──。
監督・脚本:ミシェル・フランコ
出演:ジェシカ・チャステイン、ピーター・サースガード、メリット・ウェヴァー、ブルック・ティンバー、エルシー・フィッシャー、ジェシカ・ハーパー ほか
2023年/103 分/アメリカ・メキシコ/英語/シネマスコープ/5.1ch /日本語字幕:大西公子
日本公開:2025年2月21日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開
配給:セテラ・インターナショナル
公式サイト
© DONDE QUEMA EL SOL S.A.P.I. DE C.V. 2023