【1月30日開催】『ハイパーボリア人』Fan’s Voice独占最速オンライン試写会 参加者募集
- Fan's Voice Staff
『オオカミの家』の監督デュオ《レオン&コシーニャ》の最新作で、第77回カンヌ国際映画祭監督週間にされた『ハイパーボリア人』が2月8日(土)より全国順次公開されます。
チリの女優で臨床心理学者であるアントーニア・ギーセンは、自分の患者が悩まされている謎の幻聴を元に、レオン&コシーニャ監督と映画を撮ることに。ところが、その幻聴は、実在したチリの文化人でありヒトラーの信奉者ミゲル・セラーノの言葉だった──。
タイトルの『ハイパーボリア人』とは、ギリシア神話やH.P.ラヴクラフトらの創作による『クトゥルフ神話』に登場する架空の民族。ところがこの映画では、太古の昔に宇宙からやってきて地球を支配していた半神の巨人たちと説明され、チリという国との驚くべき関係も明らかにされます。
監督の二人は、初の長編アニメーション『オオカミの家』の制作に5年も費やした反動から、次はスピーディーに実写映画を作ろうと本作の制作をスタート。実在した親ナチ文化人ミゲル・セラーノやチリの政治家ハイメ・グスマンを登場させ、チリの現代史やナチス・ドイツをモチーフにする一方、主演俳優のアントーニア・ギーセンや、監督のレオン&コシーニャが実名で登場することで、現実と虚構、過去と現在の境界を巧妙に見失わせる仕上がりに。
さらに、20世紀初頭にトリック撮影を駆使して摩訶不思議な映像世界を生み出したフランスのジョルジュ・メリエスやスペインのセグンド・デ・チョーモンをリスペクトする二人だけあり、実写、影絵、アニメ、人形、16ミリフィルム、ビデオ、デジタル……と最後まで何が飛び出すかわからない“闇鍋”映画を生み出しました。
第77回カンヌ国際映画祭監督週間でワールドプレミアされ、その後、第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭や第41回ミュンヘン国際映画祭など各地の映画祭でも上映。批評家たちからは「没入体験型の野心的で実験的なサイコドラマ」(ScreenDaily)、「政治的健忘症に警鐘を鳴らす痛烈な作品」(The Film Stage)と熱量高く評価され、昨夏に行われたひろしまアニメーションシーズン2024でのジャパンプレミアも注目を集めました
なお、世界4大アニメーションフェスティバルである第48回オタワ国際アニメーション映画祭に出品された短編『名前のノート』も同時上映されます。
日本公開に先駆け、1月30日(木)に本作の最速オンライン試写会をFan’s Voice独占で開催します。参加ご希望の方は次の通りご応募ください。応募多数の場合は、抽選とさせていただきますのでご了承ください。
【応募方法】
次の3ステップを完了してください。
①「Fan’s Voice」公式X(Twitter)アカウントをフォローする(@FansVoiceJP)
②「Fan’s Voice」によるこちらの投稿をリポスト(RT)する
③下記応募フォームへ必要事項を記入・送信
【応募締切】
第一次締切:2025年1月10日(金)23時59分
第二次締切:2025年1月18日(土)23時59分
第三次締切:2025年1月26日(日)23時59分
※各締切後に、募集人数を締切回数に応じて配分した人数を当選数とした抽選を行います。先の抽選で落選された方は、以降の抽選でも対象とさせていただきますので、複数回のご応募は不要です。
『ハイパーボリア人』Fan’s Voice独占最速オンライン試写会
日時:2025年1月30日(木)19:50スタンバイ/20:00開映(同時再生)/21:50終了予定
会場:各当選者のご自宅
募集人数:100名(同伴なし;当選者本人のみ視聴可)
※ストリーミング配信による試写となります
※上映後にゲストを迎えたトークを配信予定です
※上映時間:計79分(同時上映作品『名前のノート』を含む)
【ご注意事項】
・ご当選者には上記各締切日以降にメールでご連絡します。
・視聴リンクは試写会実施時間中のみ有効となります。開映時間に遅れると、ご参加いただけなくなる場合があります。
・当選者ご本人さまのみご参加いただけます。視聴リンクの転送・公開、視聴時に当選者ご本人以外が同席することは禁止いたします。ご家族や知人を誘った”上映会”の実施は禁止です。
・カフェや図書館といった公共性の高い場所での視聴はお控えください。
・無断転載防止のため、配信画面にはウォーターマーク(透かし)が常時表示されますので、ご了承ください。
・当選権は換金できません。当選権の譲渡・転売は禁止とさせていただきます。
・ご応募は、日本在住の方に限らせていただきます。興行、配給および広告宣伝プロモーション、媒体従事者を含む業界関係者はご参加になれません。ほか応募内容に不明な点がある場合、不正行為が確認または疑われる場合は応募および当選を無効とすることがあります。
・18歳未満の方は保護者の同意を得てからご応募ください。13歳未満の方はご応募いただけません。
・視聴に必要となるインターネット環境および端末は、当選者ご自身にてご用意ください。
・配信画面の写真撮影、動画撮影、録音行為はいかなる場合でも禁止いたします。
・その他、本試写会へのご参加にあたっては、主催者の指示及びルールに従っていただきます。
・本イベントに応募される方は、本記事の記載事項および応募規約に同意されたものとみなします。
・都合により、予告なく変更・中止となる場合があります。予めご了承ください。
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『ハイパーボリア人』(原題:Los hiperbóreos)
女優で臨床心理学者でもあるアントーニア(アント)・ギーセンは、謎の幻聴に悩まされるゲーム好きの患者の訪問を受ける。彼の話を友人の映画監督レオン&コシーニャにすると、二人はその幻聴は実在したチリの外交官にして詩人、そしてヒトラーの信奉者でもあったミゲル・セラーノの言葉であることに気づき、これを元にアントの主演映画を撮ろうと提案する。二人に言われるがまま、セラーノの人生を振り返る映画の撮影を始めるアントだったが、いつしか謎の階層に迷い込み、チリの政治家ハイメ・グスマンから、国を揺るがすほどの脅威が記録された映画フィルムを探す指令を受ける。カギとなる名前は“メタルヘッド”。探索を始めるアントだったが、やがて絶対の危機が彼女を待ち受ける……!
監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
脚本:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ、アレハンドラ・モファット
出演:アントーニア・ギーセン
2024年/チリ/スペイン語・ドイツ語/71分/カラー/1.85:1/5.1ch/字幕翻訳:草刈かおり
同時上映『名前のノート』(原題:Cuaderno de Nombres)
ピノチェト軍事政権下で行方不明になった未成年者たちを追悼する重厚な「描き」アニメーション。映像、音響(合唱)ともに、こちらも若者たちとのワークショップによって生み出された。
監督:クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャ
脚本:アレハンドラ・モファット、クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
2023年/チリ/スペイン語/8分/カラー/1.85:1/字幕翻訳:草刈かおり
日本公開:2025年2月8日(土) より、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!
提供:ザジフィルムズ、WOWOWプラス
配給:ザジフィルムズ
字幕協力:ひろしまアニメーションシーズン
公式サイト
© Leon & Cociña Films, Globo Rojo Films