『TATAMI』2025年2月28日公開決定!日本版ティザー予告が解禁!
- Fan's Voice Staff
第80回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出された実話をベースにした社会派ドラマ『Tatami』が、邦題を『TATAMI』として2025年2月28日(金)より全国順次公開されることが決定し、日本版ティザー予告編が解禁されました。
ジョージアの首都トビリシで開催中の女子世界柔道選手権。順調に勝ち進んでいくイラン代表のレイラ・ホセイニ(アリエンヌ・マンディ)とコーチのマルヤム・ガンバリ(ザーラ・アミール)でしたが、金メダルを目前に、政府は敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため、棄権を命令。自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶ中、怪我を装ってイラン政府に従うか、それとも自由と尊厳のために闘い続けるか、人生最大の決断を迫られ──。
『SKIN 短編』(18年)で第91回アカデミー賞短編映画賞を受賞し、A24配給の長編版も発表したイスラエル出身のガイ・ナッティヴと、アリ・アッバシ監督『聖地には蜘蛛が巣を張る』(22年)で第75回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したザーラ・アミールが共同監督。スポーツ界への政治介入や中東の複雑な情勢、イラン社会における女性への抑圧を背景に、アスリートたちの不屈の“戦い”を臨場感溢れる映像で描き出します。
特筆すべきは、映画史上で初めて、イスラエルとイランをルーツに持つ2人が映画で協働した点。撮影はすべて秘匿状態で行われ、映画に参加したイラン出身者は全員亡命。当然ながらイランでは上映不可のまま。監督の二人は「この芸術的で映画的な合作が、盲目的な憎しみや相互破壊の狂乱を超えて、未来を共に築こうとする、アーティストやアスリート、そしてすべての人々への尊敬の印を込めた贈り物となりますように」と声明を発表しています。
第36回(2023年)東京国際映画祭ではアジアプレミア上映が行なわれ、審査委員特別賞と最優秀女優賞の2冠を獲得しました。
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『TATAMI』(原題:Tatami)
監督:ガイ・ナッティヴ、ザーラ・アミール
脚本:ガイ・ナッティヴ、エルハム・エルファニ
出演:アリエンヌ・マンディ、ザーラ・アミール、ジェイミー・レイ・ニューマン
2023年/アメリカ、ジョージア/英語、ペルシア語/103分/モノクロ/1.78:1/5.1ch/字幕:間渕康子
日本公開:2025年2月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
配給:ミモザフィルムズ
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