ペドロ・アルモドバル監督『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』新場面写真6点が解禁!
- Fan's Voice Staff
第81回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督最新作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』の新場面写真6点が解禁されました。
自らの余命を悟ったマーサ(ティルダ・スウィントン)と、そんなマーサの最後の願いを聞き入れようとするイングリッド(ジュリアン・ムーア)が共に過ごす数日間。尊厳死という重厚なテーマを描きながらも軽やかな印象を与えるのは、アルモドバル作品ならではの色彩豊かな世界観が大きな役割を果たしています。また、自身初の英語長編作品でアルモドバルが捉えた賑やかなニューヨークの街並みも、都会的な暮らしを営む二人の女性の人生を描く上で大事な要素の一つとなっています。
プロダクションデザインを務めたのは、これまでにマーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』や、ルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』など著名監督の作品を多く手がけ、アルモドバルとは今回が初のタッグとなるインバル・ワインバーグ。衣装を担当したのは、『オール・アバウト・マイ・マザー』『ボルベール 帰郷』でアルモドバル作品に携わったビナ・ダイヘレル。
なお、アメリカの作家シーグリッド・ヌーネスによる原作小説「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(原題:What Are You Going Through)が2025年1月23日に早川書房より刊行されることが決定しました。
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『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』(原題:The Room Next Door)
重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時に隣の部屋にいてほしいとイングリッドに頼む。悩んだ末に彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。そして、マーサは「ドアを開けて寝るけれど もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と言い、最期の時を迎える彼女との短い数日間が始まるのだった。
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
原作:シーグリッド・ヌーネス「What Are You Going Through」
出演:ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ジョン・タートゥーロ、アレッサンドロ・ニボラ
2024年/スペイン
日本公開:2025年1月31日(金) 公開
配給:ワーナー ブラザース映画
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©El Deseo. Photo by Iglesias Más.