『籠の中の乙女』4Kレストア版 2025年1月24日公開決定!
- Fan's Voice Staff
ギリシャが生んだ名匠ヨルゴス・ランティモスのキャリア初期の代表作『籠の中の乙女』の4Kレストア版が2025年1月24日(金)より全国公開されることが決定し、新ポスタービジュアルと予告編が解禁されました。
ギリシャのとある家。ごく普通に見えるこの家は高い塀に囲まれ、外の世界がいかに恐ろしいかを信じ込ませるために作られた奇妙で厳格なルールのもと、「家の中」だけで育てられていた子どもたち。ところが、青年期に達した子どもたちは、親たちの想像を超えた行動を取り始め──。
『籠の中の乙女』は、『哀れなるものたち』(23年)でベネチア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞4冠を獲得したランティモスの原点ともいうべき、「支配と服従、自我の目覚め」についての物語。長編3作目にして、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた出世作です。
ランティモス監督は「描きたかったのは、人の心を操作しようとすること、自分の意のままに何かを信じ込ませようとすることが、相手をどこまで極端に走らせてしまうかということ」と語っています。
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『籠の中の乙女 4Kレストア版』(原題:Dogtooth)
監督・脚本:ヨルゴス・ランティモス
脚本:エフティミス・フィリップ
製作:ヨルゴス・ツルヤニス
製作総指揮:イラクリス・マヴロイディス
製作補:アティナ・ツァンガリ
撮影:ティミオス・バカタキス
美術・衣裳:エリ・パパゲオルガコプル
編集:ヨルゴス・マブロプサリディス
録音:レアンドロス・ドゥニス
出演:クリストス・ステルギオグル、ミシェル・ヴァレイ、アンゲリキ・パプーリァ、マリア・ツォニ、クリストス・パサリス、アナ・カレジドゥ
2009/ギリシャ/ギリシャ語/シネマスコープ/96分/字幕翻訳:石田泰子/字幕監修:柳田富美子/R18+
2025年1月24日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国ロードショー
配給:彩プロ
後援:駐日ギリシャ大使館
協力:ギリシャプラザ
公式サイト
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