ペドロ・アルモドバル監督『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』日本版予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
第81回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した、ペドロ・アルモドバル監督初の長編英語作品『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。
幻想的に雪が降り積もるニューヨーク。人生の終焉を迎えようとしているマーサ(ティルダ・スウィントン)は戦場ジャーナリストとして長い間活躍し、その性格は情熱的で荒々しく自分に正直。一方、彼女の最期の願いを叶えようとする小説家のイングリッド(ジュリアン・ムーア)は、物静かで思いやりがあり困っている人を見捨てられない性格。安楽死を望むマーサは、「ドアを開けて寝るけれど、もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にいない」と口にし、イングリッドは毎朝ドアを見つめ──。
色鮮やかな映像とユーモアにあふれた作品で観客を魅了してきたスペイン出身のペドロ・アルモドバル。アカデミー賞外国語映画賞に輝いた『オール・アバウト・マイ・マザー』(99年)、アカデミー賞脚本賞を受賞した『トーク・トゥ・ハー』(02年)をはじめ、映画界に偉大な足跡を残し続ける名匠が最新作で描いたのは、病に侵され安楽死を望む女性と彼女に寄り添う親友の最期の数日間。重厚なテーマを軽やかな語り口で魅せる、人生と友情と死をめぐる優美な人生ドラマを完成させました。
第81回ベネチア国際映画祭でのワールドプレミアでは20分間の拍手喝采を浴び、「魂を激しく揺さぶられる」(TIME)、「心の奥に深く刻まれる」(Vanity Fair)、「命の輝きを描く物語」(Deadline)と称賛を集め、最高賞にあたる金獅子賞を受賞しました。
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『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』(原題:The Room Next Door)
重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時に隣の部屋にいてほしいとイングリッドに頼む。悩んだ末に彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。そして、マーサは「ドアを開けて寝るけれど もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と言い、最期の時を迎える彼女との短い数日間が始まるのだった。
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
原作:シーグリッド・ヌーネス「What Are You Going Through」
出演:ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ジョン・タートゥーロ、アレッサンドロ・ニボラ
2024年/スペイン
日本公開:2025年1月31日(金) 公開
配給:ワーナー ブラザース映画
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©El Deseo. Photo by Iglesias Más.