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2024.11.12 17:00

『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』アンコール上映が決定!メイキング映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第75回カンヌ国際映画祭カンヌプレミア部門で上映されたイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ監督『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』がBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にてアンコール上映されることが決定し、メイキング映像が到着しました。

1978年3月のある朝、元首相で、キリスト教民主党の党首のアルド・モーロが、極左武装グループ「赤い旅団」に襲われ、誘拐された「アルド・モーロ誘拐事件」を題材に、壮大な人間模様を史実にフィクションを織り交ぜながら描いた340分の一大巨編。冷戦下で混迷を極め、テロや暴動が蔓延り、“鉛の時代”と呼ばれていたイタリアで起きた国家を揺るがす大事件の裏側で、一体何が起こっていたのか。ベロッキオは、“羅生門方式”とも言える6つの視点から再構築しました。

マルコ・ベロッキオ監督

到着したメイキング映像では、マルコ・ベロッキオ監督が「『夜よ、こんにちは』と対をなすシリーズを作ろうと思った」と製作動機を語り、主演を務め、第78回ナストロ・ダルジェント賞、第68回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で主演男優賞を受賞したファブリツィオ・ジフーニは、本作が事件の周縁にいた様々な人間の視点から描かれることを説明。「モーロ誘拐には“前”と“後”があるといいます」

パウロ6世役を演じ、第68回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演男優賞にノミネートされたトニ・セルヴィッロは「これは驚きを与える作品だと思う」と熱弁し、モーロの妻であるエレオノーラ・モーロ役を演じたマルゲリータ・ブイや、内務大臣フランチェスコ・コッシーガ役を演じたファウスト・ルッソ・アレジは、自身の役どころについて語っています。

赤い旅団のメンバーであるアドリアーナ・ファランダ役を演じたダニエーラ・マッラは「監督が提示してくれる視点がとても興味深かった」、同じく赤い旅団メンバーのヴァレリオ・モルッチ役を演じたガブリエル・モンテージは「私にとっては映画学校だった」と振り返っています。

夏の公開が大好評となり、再上映を望む声が多数あったBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下でのアンコール上映は、11月22日(金)から12月5日(木)までの2週間限定上映。連日10:50から前編(Ⅰ-Ⅲ)、14:15から後編(Ⅳ-Ⅵ)が上映されます。

さらに、12月27日(金)から12月30日(月)までの4日間限定で、下高井戸シネマでの上映も決定しました。

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『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』(英題:Exterior, Night)

1978年3月のある朝、戦後30年間にわたってイタリアの政権を握ってきたキリスト教民主党の党首であり、5度の首相経験のあるアルド・モーロが、極左武装グループ「赤い旅団」に襲撃、誘拐されてしまう。世界が注目し、イタリア中が恐怖に包まれたその日から55日間の事件の真相を、アルド・モーロ自身、救出の陣頭指揮を執った内務大臣フランチェスコ・コッシーガ、モーロと旧知の仲である教皇パウロ6世、赤い旅団のメンバーであるアドリアーナ・ファランダ、そして妻であるエレオノーラ・モーロの視点から描く。

監督・原案・脚本:マルコ・ベロッキオ 
原案:ジョヴァンニ・ビアンコーニ、ニコラ・ルズアルディ
原案・脚本:ステファノ・ビセス
脚本:ルドヴィカ・ランポルディ、ダヴィデ・セリーノ
出演:ファブリツィオ・ジフーニ、マルゲリータ・ブイ、トニ・セルヴィッロ、ファウスト・ルッソ・アレジ、ダニエーラ・マッラ
2022年/イタリア/イタリア語・英語/340分/カラー/1.85:1/5.1ch/原題:Esterno notte/字幕翻訳:岡本太郎/G

日本公開:2024年8月9日(金)、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次ロードショー!
配給:ザジフィルムズ
ザジフィルムズ35周年記念作品
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