『キノ・ライカ 小さな町の映画館』日本版予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
北欧フィンランドでアキ・カウリスマキが作った映画館をめぐるドキュメンタリー『キノ・ライカ 小さな町の映画館』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。
フィンランドの鉄鋼の町・カルッキラ。深い森と湖と、今は使われなくなった鋳物工場しかなかった小さなその町にまもなく誕生するはじめての映画館、“キノ・ライカ”。元工場の一角で自らの手で釘を打ち、椅子を取りつけ、スクリーンを張るのは映画監督のアキ・カウリスマキと仲間たち。キャデラックにバイク、ビールと音楽。まるでカウリスマキの映画から抜けでたようなその町で、住人たちは映画館への期待に胸をふくらませ、口々に映画について話し出し──。
到着した予告編では、黙々と作業を進めるカウリスマキの姿を始め、盟友ジム・ジャームッシュ監督やカウリスマキにまつわる様々な人物たちが登場しています。
アキ・カウリスマキをフィーチャーした初めてのドキュメンタリー映画である本作で、彼の理想の映画館“キノ・ライカ”が町にもたらした変化の兆しと、これからの映画館の可能性を捉えたのは、クロアチア出身のアーティスト、ヴェリコ・ヴィダク監督。妻と生後8ヶ月の娘を連れてカルッキラに1年間滞在し、“キノ・ライカ”の開館までの作業を手伝いながら、映画館の誕生にわき立つ人びとの声を拾いあげました。
日本版ポスタービジュアルのデザインを手掛けたのは、『過去のない男』以来、カウリスマキ作品を担当している大島依提亜。
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『キノ・ライカ 小さな町の映画館』(原題:Cinéma Laika)
監督・脚本・撮影・編集:ヴェリコ・ヴィダク
脚本:エマニュエル・フェルチェ
出演:アキ・カウリスマキ、ミカ・ラッティ、カルッキラの住人たち、ジム・ジャームッシュ
2023年/フランス・フィンランド/81分/2.00:1/DCP/フンランド語、英語、フランス語/原題:CINEMA LAIKA
日本公開:2024年12月14日(土)より ユーロスペースほか全国公開
配給:ユーロスペース
提供:ユーロスペース、キングレコード
公式サイト
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