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2024.10.03 17:00

『火の華』本予告&本ビジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

2016年に実際に報道された「自衛隊日報問題」を題材に、元自衛官の壮絶な経験とその後の宿命を克明に描いたオリジナルストーリー『火の華』の本予告と本ビジュアル、主題歌情報、新場面写真13点が解禁されました。

PKO(国連平和維持活動)のため南スーダンに派遣された⾃衛官の島⽥東介。ある⽇、彼の所属する部隊が現地傭兵との銃撃戦に巻き込まれ、同期で親友の古川は凶弾に倒れ、島⽥はやむなく少年兵を射殺。この前代未聞の“戦闘”が政府によって隠蔽されてから2年、悪夢に苛まれ、危険な武器ビジネスに加わりながらも、新潟の花⽕⼯場で仕事に就いた島⽥。親⽅の藤井与⼀や仲間の職⼈たちに支えられ、⼼に負った傷を少しずつ癒していきます。ところが、花火師の道に一筋の光を⾒出した矢先、島田に過去の闇が迫り──。

監督は、長編デビュー作『JOINT』(21年)で新藤兼人賞銀賞に輝いた小島央大。長編2作目となる本作では、企画・脚本・編集・音楽までを手がけています。主人公の島田には、『JOINT』でも主演を務めた山本一賢。さらに、二人の盟友であるキム・チャンバが『JOINT』に続いてプロデューサー・出演者として加わり、才気溢れるチームが再集結しました。共演には、柳ゆり菜、松角洋平、ダンカン、伊武雅刀ら実力派が名を連ねています。

劇中に登場する打ち上げ花火は、長岡花火ほか世界クラスで活躍する花火師の監修の元、全て実写で撮影。元自衛官やジャーナリストに数々の取材を敢行し、徹底したリサーチのもと、自衛隊や武器の世界も忠実に再現しています。

主題歌には、大貫妙子&坂本龍一の「Flower」が決定!光と闇の境界を儚げに歌う声色と美しい旋律が、映画の世界観を引き立てます。

以下、コメントが到着しています。

小島央大(監督・編集・音楽/共同企画・脚本)
「Flower」は本作の原案段階から、幾度も繰り返し聴いた楽曲です。
脚本や撮影期間で何かと行き詰まった時も、
何か光を示してくれるような特別な曲でした。
楽曲の壮大でかつ親密な世界観に、花火の刹那が重なり合う「光と闇のモザイク」。
この曲で映画を締めくくることができて光栄です。

大貫妙子
私がそこを動けないとしても。私から解き放たれた私の種子は、自由に飛んで行ける。
どこまでも!
そのために私が今、することは「風を選ぶ」ということだろう。

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『火の華』

2016年、PKO(国連平和維持活動)のため南スーダンに派遣された⾃衛官の島⽥東介(しまだとうすけ)。ある⽇、部隊が現地傭兵との銃撃戦に巻き込まれる。同期で親友の古川は凶弾に倒れ、島⽥はやむなく少年兵を射殺。退却の混乱の最中、隊⻑の伊藤が⾏⽅不明となる。しかし、この前代未聞の“戦闘”は、政府によって隠蔽されてしまう。
それから2年後、新潟。悪夢に悩まされる島⽥は、闇の武器ビジネスに加わりながら、花⽕⼯場の仕事に就く。親⽅の藤井与⼀(ふじいよいち)や仲間の職⼈たち、与⼀の娘・昭⼦(あきこ)に⽀えられ、⼼に負った傷を少しずつ癒していく島田。花火師の道に一筋の光を⾒出した矢先、島田に過去の闇が迫る…。

出演:山本一賢、柳ゆり菜、松角洋平、田中一平、原雄次郎、新岡潤、キム・チャンバ、ゆかわたかし、今村謙斗、山崎潤、遠藤祐美、YUTA KOGA、ダンカン、伊武雅刀
監督・編集・音楽:小島央大
企画・脚本:小島央大、山本一賢
主題歌:大貫妙子&坂本龍一「Flower」(commmons/Avex Music Creative Inc.)
エグゼクティブプロデューサー:成宏基
プロデューサー:キム・チャンバ
アソシエイトプロデューサー:前原美野里
制作プロダクション:雷・音、OUD Pro.
2024年/日本/シネマスコープ/5.1ch/カラー/124分

日本公開:2024年12月13日(金)新潟県先行公開、12月20日(金)テアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開
製作・配給:アニモプロデュース
配給協力:東京テアトル
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