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2024.09.19 12:00

『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』12月27日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

トロント国際映画祭で激賞され、2023年のバンクーバー映画批評家協会賞で最優秀カナダ映画賞など4部門を受賞した『I Like Movies』が、邦題を『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』として12月27日(金)に日本公開されることが決定しました。

レンタルDVDが全盛だった2003年のカナダを舞台に、人とうまくやれず行く先々でトラブルを起こす映画好きな高校生を描いた青春コメディ。

脚本・監督は、本作で長編デビューを果たしたカナダ出身のチャンドラー・レヴァック。これまでにアーティストのMVを数多く手がけ、JUNO賞の受賞歴もある彼女は、短編映画を監督した後2019年に政府母体の機関であるテレフィルム・カナダが主宰する新興映画製作者向けのプログラム「Talent to Watch」から資金提供を受け、自伝的ストーリーである本作を製作しました。

社会と折り合いをつけられず、思ったままを口にして周囲を傷つけてしまう主人公の少年ローレンスを演じたのは、カナダ出身の若手俳優でラッパーとしても活動しているアイザイア・レティネン。

ローレンスがアルバイトを始めるレンタルビデオ店の店長で、問題だらけの彼とふとしたことから奇妙な友情を育んでいくアラナ役には、トロント出身の実力派ロミーナ・ドゥーゴ。ローレンスの母親役に、カナダで110本以上の映画やテレビ番組に出演しているクリスタ・ブリッジス。さらに、大学生になったら生活を一新したいと考えているローレンスからあくまで“仮”の友だちだと言われてしまう相棒マット役に、パーシー・ハインズ・ホワイト。その存在感を今回は封印し、毎週末をローレンスと二人きりで過ごし、SNL(サタデーナイトライフ)を愛するオタク友だちを好演しています。

熱狂的な信奉者を持ち、今もファンを増やし続けている『ゴーストワールド』(01年)や『レディ・バード』(17年)の少年版と評される本作。『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のサラ・ポーリー監督は、「『I Like Movies』を観れば、きっと映画がもっと好きになる」とコメントを寄せています。

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『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』(原題:I Like Movies)

カナダの田舎町で暮らすローレンスは映画が生きがいの高校生。社交性がなく周囲の人々とうまく付き合えない彼の願いは、ニューヨーク大学でトッド・ソロンズから映画を学ぶこと。唯一の友達マットと毎日つるみながらも、大学で生活を一新することを夢見ている。ローレンスは高額な学費を貯めるため、地元のビデオ店「Sequels」でアルバイトを始め、そこで、かつて女優を目指していた店長アラナなどさまざまな人と出会い、不思議な友情を育む。しかし、ローレンスは自分の将来に対する不安から、大事な人を決定的に傷つけてしまい……。

監督・脚本:チャンドラー・レヴァック 
撮影:リコ・モラン 
美術: クラウディア・ダロルソ
編集:シモーン・スミス 
音楽: マレー・ライトバーン
出演:アイザイア・レティネン、ロミーナ・ドゥーゴ、クリスタ・ブリッジス、パーシー・ハインズ・ホワイト
2022年/カナダ/英語/99分/1.33:1/カラー

日本公開:2024年12月27日(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷 他 全国順次公開
配給:イーニッド・フィルム
公式サイト
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