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2024.09.14 12:00

『カッティ 刃物と水道管』11月1日公開決定!日本版特報&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

南インド・タミル語映画界の人気の俳優ヴィジャイ主演作『Kaththi』が、邦題を『カッティ 刃物と水道管』として11月1日(金)より公開されることが決定し、日本版特報とポスタービジュアルが解禁されました。

コルカタの刑務所から脱獄したタミル人の詐欺師・泥棒の“カッティ(刃物)”ことカディル。ひとまずチェンナイに逃げて、そこからバンコクへの高跳びを図りますが、空港で出会った女性アンキタに一目惚れして、出国は止めることに。その夜、街路を歩いていた彼の目の前で突然銃撃事件が起き、撃たれた男のもとに駆け寄ると、その負傷者はカディルと瓜二つの見た目!カディルは悪知恵を働かせ、そのジーヴァという男を身代わりにすることで、自由の身となりますが、ジーヴァが取り組んでいた地方の農民が直面する問題を知ると、その心に変化が起き──。

監督を務めたのは、社会的メッセージを娯楽作に落とし込むのが巧みと定評のあるA・R・ムルガダース。普段は娯楽アクション作品に対して厳しい批評家たちからも絶賛を浴び、インドで権威のある「フィルムフェア・サウス」賞を始めとした様々な映画賞で作品賞を勝ち取りました。

本作でヴィジャイは、“カッティ(刃物)”の異名を持つ詐欺師のカディルと、地方の農民を救おうとする社会活動家のシーヴァの二役を担当。ヒロイン役には『マッキー』(12年)や『ランガスタラム』(18年)のサマンタを配し、悪役を『プレーム兄貴、王になる』(15)で知られるニール・ニティン・ムケーシュが務めています。

ヴィジャイは、『マスター 先生が来る!』公開後ファンが増え、2023年12月開催の「インディアンムービーウィーク」では、主演作品上映回のチケットが瞬時に売り切れる人気となりました。本作を経て、A・R・ムルガダース監督とヴィジャイは、のちに傑作政治スリラー『サルカール 1票の革命』(18年)を生み出しました。監督、俳優それぞれのフィルモグラフィにおいて重要な位置を占める本作は、ファンの間から長年公開が待ち望まれていた1作です。

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『カッティ 刃物と水道管』(原題:Kaththi)

監督・脚本:A・R・ムルガダース
撮影:ジョージ・C・ウィリアムズ
音楽:アニルド
編集:A・シュリーカル・プラサード
製作会社:ライカ・プロダクションズ
出演:ヴィジャイ、サマンタ、ニール・ニティン・ムケーシュ、サティーシュ
2014年/タミル語/163分

日本公開:2024年11月1日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開
配給:SPACEBOX
© Lyca Productions