グレン・パウエル主演『ヒットマン』メイキング映像が解禁!
- Fan's Voice Staff
グレン・パウエル主演、リチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』のメイキング映像が解禁されました。
普段は冴えない大学教授でありながら、おとり捜査で偽の殺し屋に扮し、殺しの依頼をしてくる「依頼人」たちを次々と逮捕へ導いていく男のクライムコメディ。物語の元となっているのは、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していたゲイリー・ジョンソンの実話。この実話を知ったパウエルは真っ先にリンクレイター監督に電話をしたところ、監督はこの実話が紹介された2001年のテキサス・マンスリー誌の記事を既に読んでおり、映画化を検討したこともあったそう。
パウエルは「この記事を読んだとき、多くの人たちが警察署内でのゲイリー・ジョンソンの役割という点でその世界だけに話を収めようとしたと思う。彼は何十年もの間、警察署内の偽の殺し屋だった。だからネタは無限にある。(その中で)ある一文があったけど、そこには彼とある女性との関係について書かれていた。彼女は元夫から命を狙われていて、だから殺し屋を雇って元夫を殺そうとした。僕はリックに『このエピソードをもっと掘り下げる必要がある』と」と、この物語との出会いを熱くコメント。リンクレイター監督には思いもよらない着眼点だったようで、「グレンは実に大胆だった。彼は私に許可をくれたというのかな?『よし、フィクションを作ろう、彼のドキュメンタリーを作るわけじゃないんだから』とね。グレンと真剣に話し合うようになるとだんだん楽しくなってきた。それで『グレンこの脚本を一緒に書こう』と言った」と、パウエルの脚本家デビューを提案。
二人はパウエルが14〜15歳くらいからの付き合いで、『ファースト・フード・ネイション』で初めてタッグを組み、本作は4作目のタッグ。パウエルは「リックは僕を潜在的なコラボレーターとして見てくれていたと思う。というのも彼の仕事のやり方は一緒に仕事をする人たちに本当に寄り添う。この素晴らしいアンサンブルを結成し、彼らの頭脳を集結したら新しい生物のようなものになった。特異な監督である彼は、映画製作をチームスポーツとして捉えていると思う」と説明。
そんな最強タッグに招き入れられたのが、アドリア・アルホナ。「リックとグレンの大好きなところは、『あなたのテイストでマディソンを作って欲しい』ってことだった。自分の演じるキャラクターについてこれほど多くのことを語れる機会はなかった。アイデアを出し合うのにエゴはなかった。セックスシーンの多くは脚本にはなかったけれど、私の中のプエルトリコ人魂が出てきて『この映画を最高にセクシーにしちゃいましょう!ここは私がやる私に任せて』みたいな風にね」と明かしています。
さらに、リンクレイターが最も面白いと感じたゲイリー・ジョンソンの偽の殺し屋としての流儀や、パウエルが惹かれたゲイリー流の中年の危機の対処法、映画のロケ地となったニューオリンズについてなど、映画がより深く楽しめる内容が盛りだくさんの映像となっています。
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『ヒットマン』(原題:Hit Man)
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター&グレン・パウエル
キャスト:グレン・パウエル、アドリア・アルホナ、オースティン・アメリオ、レタ、サンジャイ・ラオ
2023年/アメリカ映画/英語/115分/シネスコ/カラー/5.1ch/日本語字幕:星加久実/PG12
日本公開:2024年9月13日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給: KADOKAWA
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