『ホワイトバードはじまりのワンダー』12月6日公開決定！日本版予告編＆ポスターが解禁！

Fan's Voice Staff

世界的大ヒット作『ワンダー君は太陽』のもうひとつの物語『White Bird』が、邦題を『ホワイトバードはじまりのワンダー』として12月6日（金）より全国公開されることが決定し、日本版予告編とポスターが解禁されました。

全世界800万部突破のベストセラー小説「ワンダー」を映画化し、興行収入320億円超えのスーパーヒットを記録した前作『ワンダー君は太陽』。普通ではない見た目で生まれてきた主人公の少年オギーが、初めて通い始めた学校でいじめや裏切りにあい、何度もくじけそうになりながらも家族に支えられて困難に立ち向かっていく物語です。

その後、小説「ワンダー」の作者R・J・パラシオが書き上げたのが、「ワンダー」のアナザーストーリー「ホワイトバード」。主人公は、前作でオギーをいじめた少年ジュリアンと、彼のおばあちゃん・サラ。本作は、いじめにより学校を退学処分になって以来、自分の居場所を見失っていた孫ジュリアンの行く先を心配したサラが、希望に満ちた未来へと導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという物語。いじめた側の救済まで描かなければ、「ワンダー」の真の世界観は完結しないという作者の決意に胸を打たれた『ワンダー君は太陽』のプロデューサーたちが再集結し、「ホワイトバード」の映画化も実現させました。

予告編は、前作で問題児だったジュリアンに、「あなたは退学してない。やめさせられたの。ある少年をいじめて」と、サラが言い聞かせるシーンから始まり、「あなたのために話すべきことがある」と続け、舞台はサラの少女時代であるナチス占領下のフランスへと遡っていきます。過酷な状況からサラを助けてくれたのは、クラスでいじめられていた少年ジュリアンと彼の家族。果たしてサラが辿った”衝撃の過去”とは？そして、おばあちゃんの知られざる物語を聞いたジュリアンの決断とは──？

サラ役には、『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した名優ヘレン・ミレン。毅然とした眼差しと慈愛に満ちた微笑みで、波乱に満ちた人生を歩んできたサラの強さと優しさを体現しました。いじめっ子だったジュリアン役には、前作よりブライス・ガイザーが続投。さらに、少女時代のサラ役には『キュリー夫人天才科学者の愛と情熱』のアリエラ・グレイザー、サラの同級生・少年ジュリアン役に『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』のオーランド・シュワート、ほか「X-ファイル」シリーズのスカリー役でエミー賞をはじめ数々の賞に輝いたジリアン・アンダーソンらが出演しています。

監督は『チョコレート』『ネバーランド』『プーと大人になった僕』などのヒューマンドラマと、『007／慰めの報酬』といった超大作エンターテインメントの両極のジャンルで、突出した才能を発揮してきたマーク・フォースター。

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『ホワイトバードはじまりのワンダー』（原題：White Bird）

いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に二人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが──。

監督：マーク・フォースター
脚本：マーク・ボムバック、R.J.パラシオ
出演：アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン
2024年／アメリカ／英語・仏語／121分／カラー／スコープ／5.1ch／字幕翻訳：稲田嵯裕里／G