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2024.09.03 12:00

『ロボット・ドリームズ』日本版本予告が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第96回アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた『ロボット・ドリームズ』の日本版本予告が解禁されました。

ニューヨークでひとりぼっちで暮らしている主人公・ドッグ。深夜のテレビCMに目が釘付けとなり、数日後、ドッグの元に届いたのは、友達ロボット。ニューヨークのセントラルパークを二人で散歩するシーンでは「セプテンバー」が大音量で流れだし、ドッグとロボットの日常が切り取られていきます。ホットドッグをほおばったり、ダイビングに挑戦する様子など、ふたりだけの楽しい日常は一転、砂浜の上でロボットが動かなくなってしまいます。「錆びついて動けなくなったともだちを残し、ビーチは、来年の夏まで閉鎖された」というテロップ解説とともに、柵の外で物悲しげな表情を見せるドッグと、片足が折れたロボット。ビーチの閉鎖によって、なかよしのともだちとの別れによって、再び孤独感に押しつぶされそうなドッグ。海水浴の影響で動けなくなってしまい、ドッグに会いたくても会えなくなってしまったロボット。日々お互いの存在を忘れず、1年後の再会を夢見る二人の心情が、精彩に表現されています。

監督を務めたのは、2012年に手掛けた『ブランカニエベス』が第27回ゴヤ賞にて作品賞を含む最多10部門を受賞したスペインを代表する名匠パブロ・ベルヘル。アニメーション映画へは初挑戦ながら、サラ・バロンのグラフィックノベルを基に、切なくも温かい傑作として結実させました。

第76回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアされ、ヨーロッパ映画賞長編アニメーション映画賞、第51回アニー賞長編インディペンデント作品賞、アヌシー国際アニメーション映画祭コントルシャン部門作品賞など、多数の賞を獲得。第96回アカデミー賞では長編アニメーション映画賞にノミネートを果たし、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー作品賞を獲得した映画監督のギレルモ・デル・トロは、「美しく、想像を遥かに超え、そして温かい」と賛辞を送っています。

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『ロボット・ドリームズ』(原題:Robot Dreams)

監督・脚本:パブロ・ベルヘル
原作:サラ・バロン
アニメーション監督:ブノワ・フルーモン
編集:フェルナンド・フランコ
アートディレクター:ホセ・ルイス・アグレダ
キャラクターデザイン:ダニエル・フェルナンデス
音楽:アルフォンソ・デ・ヴィラロンガ
2023年/スペイン・フランス/102分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/字幕翻訳:長岡理世

日本公開:2024年11月8日(金)新宿武蔵野館ほか 全国ロードショー
配給:クロックワークス
公式サイト
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