『このろくでもない世界で』メイキング写真5点が解禁！

Fan's Voice Staff

第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映された韓国ノワール『このろくでもない世界で』のメイキング写真5点が解禁されました。

ある地方の暴力が蔓延る町で、貧しい家庭に育った18歳のヨンギュ（ホン・サビン）と、裏社会に生きるチゴン（ソン・ジュンギ）の運命が交差する物語。

到着した写真では、ソン・ジュンギとホン・サビンがリラックスした表情で談笑したり、仲良く二人でモニターをチェックする様子などが収められています。さらに、チゴンの手下のスンム役のチョン・ジェグァンがホン・サビンにキスしようとする姿や、ヨンギュのバイト先である中華料理店の前で監督と語る様子からは、現場の和やかな雰囲気が伺えます。

キム・チャンフン監督は「心を開いて一緒に作っていくうちに、お互いに対するある確信と信頼が生まれた」と述べ、ソン・ジュンギは「熾烈ながらも平穏だった。監督と主演俳優はいずれも新人なので、バランスを取らなければという責任感が少なからずあったが、おかげで得るものがとても多かった。本当にいい映画を作りたいという気持ちにあふれ、映画らしい映画が作られているという確信が持てた」と振り返っています。