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2024.07.11 18:00

『クラブゼロ』日本版本予告が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたイニシエーションスリラー『クラブゼロ』の日本版本予告が解禁されました。

名門校に招かれた栄養学の教師ノヴァク(ミア・ワシコウスカ)が教えるのは、「意識的な食事」と呼ばれる最新の健康法。「意識的な食事」はヘルシーで幸福度もアップする素晴らしい健康法だといい、無垢な生徒たちはさっそく実践。予告映像でも、ゆっくりと深呼吸をしながらわずかなご飯を口に運び、プレートに乗せられた食事を躊躇いもなく捨てる生徒たちの姿が映し出されます。

ノヴァクの教えに感化され、多幸感や高揚感で満たされていく生徒たち。次第にその言動は過激さを極め、“頼むから何か食べてくれ”と懇願する両親に対して、聞く耳を持たない子どもたち。不気味な笑みを浮かべる教師ノヴァクの教えを疑いもせず、生徒たち一同は「食べないこと」に喜びを見出し心酔していき──。

監督のジェシカ・ハウスナーは、ミヒャエル・ハネケに師事し、物議を醸すテーマ設定と鮮烈なビジュアルで強いインパクトを放つ作品を次々と発表し話題を集める気鋭。本作は『リトル・ジョー』(19年)に続き第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、「全盛期のキューブリックを彷彿とさせる冷静な眼差し」(The Film Verdict)、「毒々しいユーモアを放つ作品」(France Inter)などと評価されました。

ノヴァク役には、『アリス・イン・ワンダーランド』(10年)をはじめ、『クリムゾン・ピーク』(15年)、『イノセント・ガーデン』(13年)などハリウッド大作から個性派監督の作品まで幅広く出演し、多彩な才能を発揮するミア・ワシコウスカ。

6月29日(土)〜7月5日(金)にかけて開催された「オーストリア映画週間 2024[Our Very Eye 揺るぎなき視線]」では本作が上映され、ジェシカ・ハウスナー監督と衣装を手がけたターニャ・ハウスナーが来日。

二人は日本のファンに向けて、「今回日本に来ることができてとても嬉しいです。『クラブゼロ』をお披露目できましたし、大冒険のようだと感じています。皆さんが映画を楽しんでくれることを祈ってます。ブラックユーモアもある作品なので、全てを真に受けないように気を付けてください。ボナペティ!」(ジェシカ・ハウスナー監督)、「日本に来られたことをとても光栄に思います。初めての東京を心から楽しんでいます。皆さんが私たちの映画『クラブゼロ』を観に行ってくれたら嬉しいです。とても素敵な映画ですから」(ターニャ・ハウスナー)とメッセージを寄せています。

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『クラブゼロ』(原題:Club Zero)

出演:ミア・ワシコウスカ
脚本・監督:ジェシカ・ハウスナー
撮影:マルティン・ゲシュラハト
2023年/オーストリア・イギリス・ドイツ・フランス・デンマーク・カタール/5.1ch/アメリカンビスタ/英語/110分/字幕翻訳:髙橋彩

日本公開:2024年12月6日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国公開
配給:クロックワークス
公式サイト
© COOP99, CLUB ZERO LTD., ESSENTIAL FILMS, PARISIENNE DE PRODUCTION, PALOMA PRODUCTIONS, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, ARTE FRANCE CINÉMA 2023