『ACIDE／アシッド』8月30日公開決定！日本版予告編＆ポスターが解禁！

Fan's Voice Staff

死の酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々の決死の脱出劇を描くサバイバルスリラー『Acide』が、邦題を『ACIDE／アシッド』として8月30日（金）より全国公開されることが決定し、日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

異常な猛暑に見舞われたフランスの上空に現れた不気味な雲。それは南米に壊滅的な被害をもたらした酸性雨を降らせる危険な雲。北部の地方都市に住むミシャル（ギヨーム・カネ）と元妻エリース（レティシア・ドッシュ）は、寄宿学校に預けていた10代の娘セルマをからくも救出しますが、あらゆるものを焼き尽くすように溶かす強酸の雨は、容赦なく大勢の市民の命を奪っていきます。フランス全土が大混乱に陥るなか、安全な避難場所を探し求めてあてどなく歩き続ける親子の行く手には、凄まじい群衆パニックと、あらゆるものを溶かす高濃度酸性雨のさらなる恐怖が待ち受けており──。

主人公ミシャル役には、『冬時間のパリ』（18年）『ベル・エポックでもう一度』（19年）などの話題作に出演し、監督としても評価の高いギヨーム・カネ。ミシャルの元妻役には、2017年の『若い女』でセザール賞有望若手女優賞にノミネートされ、『シンプルな情熱』（20年）におけるセンセーショナルな演技でも注目されたレティシア・ドッシュ。

監督は、イナゴの狂気を描いたホラー『群がり』（21年）で長編デビューを果たした新鋭ジュスト・フィリッポ。2作目となる今作は、ダイナミックなワイドショットと視覚効果を駆使して、迫り来る“殺人雲”から降り注ぐ“死の酸性雨”の恐ろしさを生々しく映し出し、第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門やシッチェス・カタロニア国際映画祭で上映、2024年セザール賞で視覚効果賞にノミネートされました。