『パリのちいさなオーケストラ』日本版予告編&新場面写真10点が解禁!
- Fan's Voice Staff
パリ郊外で育ったアルジェリア系の少女が指揮者への夢に挑む実話を描いた『パリのちいさなオーケストラ』の日本版予告編と新場面写真10点が解禁されました。
アルジェリア移民の双子の姉妹、ザイアとフェットゥマがその才能を認められパリの音楽院へ最終学年から編入するシーンで始まる予告編。編入早々、差別的な扱いを受け、「女がマエストロになれるかよ」と馬鹿にされ、指揮棒の代わりにバゲットが置かれる嫌がらせを受けるザイア。その後、特別授業で知り合った世界的指揮者チェリビダッケから直々に指導を受けられるようになったザイアは、資金不足や楽団員の確保などさまざまな困難にぶつかりながらも、「ディヴェルティメント・オーケストラ」を立ち上げるべく奮闘し──。
到着した場面写真では、ザイアがチェリビダッケの指名で指揮棒を振る姿や、師となるチェリビダッケとの交流、仲間との練習風景など、ザイアが「音楽」によって他者とつながっていく場面が切り取られています。
本作は、現在も精力的に活躍の場を広げているディヴェルティメント・オーケストラを立ち上げた一人の少女と仲間たちの物語。指揮者を目指すアルジェリア系のザイア・ジウアニが、パリの音楽院への編入をきっかけに、元ベルリン・フィル首席指揮者であるセルジュ・チェリビダッケに指導を受け、時に厳しく時に温かく対話を重ね音楽を学び、そして、貧富の格差なく誰もが楽しめるように、パリ市内の上流家庭出身の生徒たちと移民の多いパリ近郊の地元の友人をまとめ、垣根を超えたオーケストラを結成しました。
この実話を映画化したのは、『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』の監督マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール。主要キャスト以外の配役は現役音楽家を抜擢し、数々の美しい有名クラシック音楽が実際に演奏しながら撮影され、ライブ感溢れ心躍る感動作を完成させました。
==
『パリのちいさなオーケストラ』(原題:Divertimento)
監督・脚本:マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
出演:ウーヤラ・アマムラ、リナ・エル・アラビ、ニエル・アレストリュプ
2022年/フランス/フランス語/114分/カラー/ビスタサイズ/PG12
日本公開:2024年9月20日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開!
配給:アット エンタテインメント
公式サイト
© Easy Tiger / Estello Films / France 2 Cinéma