『メイ・ディセンバーゆれる真実』トッド・ヘインズ監督のインタビュー映像が解禁！

Fan's Voice Staff

第96回アカデミー賞脚本賞にノミネートされた『メイ・ディセンバーゆれる真実』のトッド・ヘインズ監督のインタビュー映像が解禁されました。

36歳女性と13歳少年のスキャンダル（“メイ・ディセンバー事件”）から23年後、事件の映画化が決まり、主演女優のエリザベス（ナタリー・ポートマン）が役づくりのために当事者の二人（ジュリアン・ムーア、チャールズ・メルトン）を訪ねる所から始まる心理サスペンス。

ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアが演じる役の特徴について、それぞれと話し合い、探りながら理解を深めたというヘインズ監督。ムーアは、「非常に強情な一面」と「少女のような好奇心」を持ち合わせた妻グレイシー役を、甘くゆったりとした声で表現しています。

本作で初タッグとなったナタリー・ポートマンについては、「尋常じゃないほど洞察力にすぐれている」と絶賛。その上で、ポートマン演じるエリザベスは、「女優として外の世界から来て、当事者に話を聞くエリザベスは、観客にとって、最初は真実を追求してくれる存在だ。しかしながら、物語が進むにつれて、エリザベス自身の無知や強情さが垣間見えるようになり、観ている側は、彼女を信じていいのか、不安になってくる」と、劇中での役割を説明しています。

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『メイ・ディセンバーゆれる真実』（原題：May December）

監督：トッド・ヘインズ
脚本：サミー・バーチ
原案：サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク
出演：ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア、チャールズ・メルトン
配給：ハピネットファントム・スタジオ
2023年／アメリカ／カラー／アメリカンビスタ／5.1ch／英語／字幕翻訳：松浦美奈／117分／R15+