ヨルゴス・ランティモス監督『憐れみの3章』日本版本予告&本ビジュアルが解禁!
- Fan's Voice Staff
『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再タッグを組んだ新作『憐れみの3章』の日本版本予告と本ビジュアルが解禁されました。
3つの物語の中で、同じキャストがそれぞれ異なるキャラクターを演じる本作。スポーツカーを走らせ、「見つかった」と笑顔のエマ・ストーンから始まる本予告では、病室で遺体を目の前に、何かを始めようとするハンター・シェイファーや、ウィレム・デフォーとホン・チャウの行う怪しげな儀式にストーンや・ジェシー・プレモンスが参加している場面、続いて「俺たちに危険が迫ってる」というプレモンスのセリフとともに、どこか不穏さを感じさせる映像がフラッシュカットで映し出されていきます。
それぞれの独立した物語には、“愛”や“支配”といった共通のテーマが存在し、それらがランティモス監督の独創性によって大胆不敵に描き出されています。3つの物語の中で、ストーンはシンプルなスーツスタイルで儀式を見守る姿や、ゴージャスなミニワンピースを身に着ける妖艶な姿を見せ、プレモンスは、ある場面ではデフォーへ愛を告げ、別の場面ではストーンに警官のこん棒で殴られるなど、それぞれ異なる姿を見せる俳優陣の見事な演じ分けにも注目です。
『憐れみの3章』は5月に開催された第77回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアされ、ジェシー・プレモンスが男優賞を受賞。
共同脚本には『籠の中の乙女』(09年)、『ロブスター』(15年)、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(17年)のエフティミス・フィリップが復活し、ランティモス監督ならではのユーモラスでありながらも時に不穏で予想不可能な、独創的世界を描き出します。
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『憐れみの3章』(原題:Kinds of Kindness)
監督:ヨルゴス・ランティモス
脚本:ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ
出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファー
北米公開: 6月21日(予定)
2024年
日本公開:2024年9月27日(金)全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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