『YOLO 百元の恋』7月5日公開決定!日本版本予告&本ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
『百円の恋』の中国リメイク版『YOLO』(英題)が、邦題を『YOLO 百元の恋』として7月5日(金)より緊急公開されることが決定し、日本版本予告と本ポスタービジュアルが解禁されました。
2014年に公開され、主演の安藤サクラが日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど多数の映画賞を獲得し、ロングランヒットとなった『百円の恋』を、中国で国民的人気を博すコメディアン兼女優のジャー・リン監督・主演でリメイク。
2月に公開された中国では春節期のNo.1ヒット作となり、中国のボクシング人口が増加するほどの社会現象に。中国でリメイクされた日本映画の最高興行収入記録を大幅に更新し、最終興収は約35億元(=約730億円)を超え、アメリカを含む世界累計興収は740億円を突破するなど、大ヒットを記録しています。
監督・主演を務めるジャー・リンは、中央戯劇学院の相声科を卒業し、中国の芸能人が最も出演したいと思う旧正月番組、CCTV(中央電視台)「春節聯歓晩会(春晩)」に計7度出演するなど、中国漫才や舞台喜劇などで大活躍。本作の公開により、中国映画史上興収100億元(2000億円以上)を超えた4人目の女優となり、今や中国を代表するコメディアンの一人と言われています。2021年公開の映画『こんにちは、私のお母さん』で監督デビューし、脚本・主演を務めた最初の作品で中国国内歴代2位の興行収入を記録。全世界興行収入は約900億円の大ヒットとなりました。
そんなジャー・リンは、『百円の恋』で主演を務めた安藤サクラに感銘を受け、中国の映画会社が東映グループにリメイクのオファーして本作の制作が決定。『百円の恋』の脚本・足立紳、監督・武正晴、プロデューサー・佐藤現が監修として開発段階から参加。ジャー・リンは本作の撮影のために1年以上メディアから姿を消し、撮影前にまず体重を20 kg増やし、本編の撮影と並行して過酷なトレーニングを続け、約9カ月かけて50 kg以上の減量を成功させるなど、本作に対する並々ならぬリスペクトと役者魂を込めて撮影に挑みました。“中国の国民的コメディアン”の彼女らしくコメディ要素も満載な作品となっており、笑って泣けて、元気になれるエンパワーメントムービーに仕上がっています。
英題の「YOLO」とは、「You Only Live Once.」の頭文字を取った「人生は一度きり」という意味。ジャー・リンが本作の主人公に自分自身の「国民的大人気コメディアン」としての生きざまを映し、作品を通して観客に伝えたかったメッセージにもなっています。
以下、日本公開を祝してコメントが到着しています。
足立紳(『百円の恋』脚本)
「百円の恋」の公開から10年、まさかこんな形で新たに生まれ変わった作品が日本で公開されるとは夢にも思いませんでした。
10年前の公開時もワクワクした気持ちでいっぱいでしたが、今はそれとは別のワクワク感でいっぱいです。
「YOLO 百元の恋」の放つ強烈なパンチをどうぞ劇場に浴びにきてください!
武正晴(『百円の恋』監督)
2011年、足立紳さんがシナリオを書いて来てくれた。喫茶店で読後、「足立やったな」と震えた。
2012年、周南絆映画祭の大橋広宣さんが読んでくれた。黒澤満さん、丸山昇一さん、松田美由紀さんが松田優作賞に選んでくれた。
2014年、安藤サクラさんがシナリオを読んで、オーディションに来てくれた。
10年後、中国のジャー・リンさんが、主演、監督でリメイクしてくれた。
監督、スタッフの「百円の恋」への愛とリスペクトに包まれた「YOLO 百元の恋」に胸が熱くなった。映画を信じてきて良かった。ジャー・リンさんの情熱をどうか客席で浴びまくって欲しい。
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『YOLO 百元の恋』(英題:YOLO)
32歳、無職で実家に引きこもる筋金入りの怠け者ドゥ・ローイン(ジャー・リン)はある⽇、出戻りの妹と⼤喧嘩をし、とうとう家を出る⽻⽬に。偶然出会ったボクサーのハオ・クン(ライ・チァイン)に⼀⽬惚れし、ボクシングを始めることになったが、試合に負けたクンはジムを辞めて、ローインの前から姿を消してしまう。「⼀度は勝ってみたい」何もかも失ったローインは、ボクシング⼤会への出場を決意するが……。
監督・主演:ジャー・リン
キャスト:ジャー・リン、ライ・チァイン ほか
2024/中国/129分/5.1ch/シネマスコープ/原題:热辣滚烫
日本公開:2024年7月5日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
配給:東映ビデオ
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