『マッドマックス:フュリオサ』ジョージ・ミラー監督 × 小島秀夫のネタバレ解説映像が解禁!
- Fan's Voice Staff
※本記事および映像には映画『マッドマックス:フュリオサ』のネタバレが含まれます。
『マッドマックス:フュリオサ』のジョージ・ミラー監督と世界的ゲームクリエイターの小島秀夫のスペシャル対談が解禁されました。
「DEATH STRANDING」「メタルギアソリッド」シリーズを創造し、国内外の多くの著名人やクリエイターに熱狂的なファンを抱える小島秀夫。あらゆるメディアやSNSで「ジョージ・ミラーは僕の“神”」と公言しており、約7年ぶりの直接の対面に、当初の時間を延長して最新作『マッドマックス:フュリオサ』の魅力や制作の裏側について熱く語り合いました。
ミラー監督と久々に再会した小島監督は少年のように目を輝かせると、「演出がうますぎる!いつも常に勉強させていただいています。セリフなしで映像で全て見せてくれるというのが、観客と作り手のリズムというか…」と大絶賛。対するミラー監督は、小島の深い考察と、クリエイターならではの視点に驚嘆の声を上げ、映画について監督ならではの持論を展開。映画制作を“タペストリー”に例え、「映画全体にわたり糸を通していくわけです。映画についての比喩の一つには、視覚的音楽だというものがあります。また、全体の模様を作るモザイクアートでもあると言われます。私が好きな比喩は“映画はタペストリーである”というもので、糸を通して絵を描いていくというものです。物語を通して糸をたどっていくとタペストリーの絵が見えてくるのです」とコメント。
他にも作品の細部に至るまで天才同士がたっぷりとトークを展開。「左腕と髪を失ったフュリオサの変貌」「ディメンタス将軍の“色”の変化」「個性豊かな改造車が、それぞれのキャラクターや関係性を表している」ことなど、作品の魅力をさらに深く理解するための貴重な裏話が盛りだくさん。
トーク終盤、小島が「ジョージ監督は僕のメンター。今後もずっと映画を作っていただいて、勇気と元気をください!」と語りかけると、ミラー監督は「あなたにそう言ってもらえて、とても嬉しいです。『DEATH STRANDING』を見て、その成果を目の当たりにしてこう感じました。まるでクリエイティブな兄弟だとね。こんな会話を今後もずっと続けて行きましょう!ありがとう!」と互いにエールを送り合いました。
世界的人気ゲーム「DEATH STRANDING」には、ノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセンなどハリウッドの人気俳優が多数登場し、2025年にリリースされるその続編には親交の深いジョージ・ミラー監督も出演予定です。
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『マッドマックス:フュリオサ』(原題:Furiosa: A Mad Max Saga)
時は、世界崩壊から45年後。若きフュリオサは故郷である“緑の地”からさらわれ、ディメンタス将軍率いるバイカーの大群の手に落ちる。荒地を掃討する彼らは、イモータン・ジョーが統べる城塞都市の覇権をめぐって争いを繰り広げていた。フュリオサは、そんなMADな世界で数々の試練を乗り越え、故郷への道を探すのだった──。
監督:ジョージ・ミラー
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース
日本公開:2024年5月31日(金)全国ロードショー!IMAX/4D/Dolby Cinema(ドルビーシネマ)/ScreenX
配給:ワーナー・ブラザース映画
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