ゼンデイヤ主演『チャレンジャーズ』新場面写真2点が解禁!
- Fan's Voice Staff
二人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった若きテニスプレイヤーの10年以上に渡る“愛”の物語を描く『チャレンジャーズ』の新場面写真2点が解禁されました。
天才的なテニスプレイヤー、タシ・ダンカン(ゼンデイヤ)の圧倒的なテニスプレイに魅了されたのをきっかけに恋のライバルとなるのは、親友同士の若きテニスプレイヤーのパトリック・ズワイグ(ジョシュ・オコナー)とアート・ドナルドソン(マイク・ファイスト)。そんな二人について、監督を務めたルカ・グァダニーノは「彼らの目標はテニスで互いの上に立つこと。そしてタシに選ばれること。その野心は、友情関係が崩壊し、互いの本音がむき出しになった状況では、壊滅的な結果を生むことになる」と示唆。
ジョシュ・オコナー演じるパトリックについて、グァダニーノ監督は「彼はナルシシズムを全面に押し出したような人物。自分をコントロールするのが下手だけど、同時に人を引きつける魅力をもっている。チャーミングで魅力的な人の周りには特別な空間が生まれ、みんな近くにいたいと思う」とその魅力を語り、演じたオコナーは「彼は何においても特別扱いされるような人間。自分でも傲慢だと自覚しているけど、実は自分を守るための自衛の結果なのでは?と、監督と共にキャラクターを掘り下げていった」と明かしています。
一方、アートを演じたマイク・ファイストは、「もしかすると彼はテニスから心が離れてしまっているのではないかということ。誰もが1度は “大人になったら何になりたいか”と考えると思う。子どもの頃から目標が明確にあっても、現実を目の当たりにするたびに少しずつ進む道を調整していく。若者たちが自分たちの道を信じて進んでいく姿が描かれている。しかし大人になるにつれて人生の様々なことに直面し、『残りの人生をどう生きていこうか?』と考える様になる」と、18歳のティーンエイジャーから世界で活躍するトッププレイヤーになっていくキャラクターが持つ内面と成長とともに訪れる変化について語っています。
スティーブン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』(21年)でジェッツのリフ役を演じ、注目を集めたマイク・ファイスト。グァダニーノ監督は「マイクの強みの一つは舞台出身だということ。彼はスクリーンでもブロードウェイでも、踊って、ドラムを叩き、歌える体力と技術がある。そしてそれは、考えるより先に動いてしまうアート・ドナルドソンにとっては大事な要素。彼は行動したいと強く思うけど、同時に、完璧に自分をコントロールできる自己抑制力も強い。矛盾した人物像。その矛盾をマイクは美しく演じてくれた」と賛辞を送っています。
続けてグァダニーノ監督は、「ジョシュの演技を通じてパトリックというキャラクターがユーモアと、幻滅をもたらすのに対し、マイクの演技を通し、アートというキャラクターはある種の兄弟愛、苦悩、そして脆さを表現している」「そしてこの2人を掴んで離さないのがパワフルなタシだ。彼女が間に入ることでなんとか3人はまだ繋がっている。3人は欲望という言葉で括られた境界すら超えていく」と、この3人がありふれた三角関係ではない事をアピールしています。
==
『チャレンジャーズ』(原題:Challengers)
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ゼンデイヤ、ジョシュ・オコナー、マイク・ファイスト
音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
衣装:ジョナサン・アンダーソン
2024/PG12/131分
日本公開:2024年6月7日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
© 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.© 2024 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. All Rights Reserved.