『わたくしどもは。』新場面写真7点が解禁!
- Fan's Voice Staff
小松菜奈と松田龍平がダブル主演を務める映画『わたくしどもは。』の新場面写真が解禁されました。
佐渡島の地に眠る“無宿人”の墓からインスピレーションを得て、あの世とこの世の狭間の世界で、名前も記憶もない一組の恋人たちの別れと再会を描く物語。
到着した場面写真では、キイ(大竹しのぶ)によって助けられた記憶も名前もないミドリ(小松菜奈)が佐渡島を案内されている様子や、同じく記憶を失い警備員として働くアオ(松田龍平)の前に突然、謎の女性ムラサキ(石橋静河)が現れるシーンが切り取られています。
本作で唯一名前のある向田透(片岡千之助)は、ろう者の母(内田也哉子)を持つコーダ。ジェンダーの悩みを抱える透は、母に心配されるも打ち明けられず、一人で抱え込んでいます。さらに、あの世とこの世の狭間の番人である館長(田中泯)が神妙な面持ちで、キイに何かを告げる様子も確認できます。
主な舞台となるのは、2024年世界遺産登録を目指している「佐渡島の金山」。さらに、旧相川拘置支所、新穂大野の古寺など、佐渡島の名所が象徴的に登場しています。
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『わたくしどもは。』
「生まれ変わったら、今度こそ、一緒になろうね」。名前も、過去も覚えていない女(小松)の目が覚める。舞台は佐渡島。鉱山で清掃の仕事をするキイ(大竹)は施設内で倒れている彼女を発見し、家へ連れて帰る。女は、キイと暮らす少女たちにミドリと名付けられる。キイは館長(田中)の許可を貰い、ミドリも清掃の職を得る。ミドリは猫の気配に導かれ、構内で暮らす男、アオ(松田)と出会う。彼もまた、過去の記憶がないという。言葉を重ねながら、ふたりは何かに導かれるように、寺の山門で待ち合わせては時を過ごすようになる。そんなある日、アオとの親密さを漂わせるムラサキ(石橋)と遭遇し、ミドリは心乱される。
出演:小松菜奈、松田龍平、片岡千之助、石橋静河、内田也哉子、森山開次、辰巳満次郎、田中泯、大竹しのぶ
音楽:野田洋次郎
監督・脚本・編集:富名哲也
企画・プロデュース・キャスティング:畠中美奈
2023年/日本/101分/カラー/スタンダード/5.1ch
日本公開:2024年5月31日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
製作・配給:テツヤトミナフィルム
公式サイト
©2023 テツヤトミナフィルム
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会