『Shirley シャーリイ』日本版本予告&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
2020年のサンダンス映画祭でUSドラマ部門審査員特別賞を受賞した『Shirley シャーリイ』の日本版本予告とポスタービジュアルが解禁されました。
1948年、「ニューヨーカー」誌上に発表した短編「くじ」が一大センセーションを巻き起こした後、新しい長編小説に取り組んでいたシャーリイ(エリザベス・モス)。本予告は、思うように執筆活動が捗らないシャーリイの心中穏やかでない状況、そして世間とのシニカルな関係性を象徴するようなシーンから始まります。そんな中、大学教授である夫スタンリー(マイケル・スタールバーグ)の手筈によりやって来たローズ(オデッサ・ヤング)。初めは突然の来訪者を忌々しく思っていたシャーリイでしたが、世間の多くが不気味がっている自身の短編小説「くじ」について、「引き込まれて鳥肌が立った」と真っ直ぐな瞳で語るローズに次第に興味を抱き、二人の奇妙な絆が始まっていきます。スランプ中のシャーリイを煽るような態度で接する夫との溝が深まっていく一方で、それに比例してシャーリイとローズは親密さを増していき──。
スティーブン・キングも影響も受けたと言われるゴシック作家シャーリイ・ジャクスンの伝記に、現代的で斬新な解釈を加え、想像力とダイナミズムに満ちた心理サスペンスを作り上げたのは、世界各国の映画祭で高く評価された『Madeline’s Madeline』(18年)やA24とApple TV+が共同制作した『空はどこにでも』(22年)などで知られる奇才ジョセフィン・デッカー。彼女の初長編『Butter on the Latch』(13年)に惚れ込んだという巨匠マーティン・スコセッシが、今作では製作総指揮に名乗りをあげました。
シャーリイ役を演じたのは、『透明人間』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などで知られるエリザベス・モス。ほか、名バイブレーヤーとしても評価の高い『シェイプ・オブ・ウォーター』『君の名前で僕を呼んで』のマイケル・スタールバーグ、オデッサ・ヤング、ローガン・ラーマンらが出演しています。
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『Shirley シャーリイ』(原題:Shirley)
監督:ジョセフィン・デッカー
脚本:サラ・ガビンズ
原作:スーザン・スカーフ・メレル「Shirley」未邦訳
出演:エリザベス・モス、マイケル・スタールバーグ、ローガン・ラーマン、オデッサ・ヤング
2020年/アメリカ/英語/107分/アメリカン・ビスタ/字幕翻訳:橋本裕充
日本公開:2024年7月5日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:サンリスフィルム
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