成田凌 × 中村映里子 × 森田剛『雨の中の慾情』11月29日公開決定!超特報&場面写真3点が解禁!
- Fan's Voice Staff
つげ義春のシュルレアリスム短編漫画を映画化した日台共同制作映画『雨の中の慾情』が11月29日(金)より劇場公開されることが決定し、超特報映像と場面写真3点が解禁されました。
二人の男と一人の女の切なくも激しい性愛と情愛が入り交じる、数奇なラブストーリー。
メインキャストには成田凌、中村映里子、森田剛が起用され、2023年3月にほぼ全編、昭和初期の日本を感じさせるレトロな町並みが多い台湾中部の嘉義市にてオールロケを敢行。
監督は、ポン・ジュノ監督の助監督として研鑽を積み、長編映画デビュー作『岬の兄妹』(18年)で日本映画界に衝撃を与えた片山慎三。予測不能の展開が話題を呼んだ『さがす』(22年)や『ガンニバル』(23年)など、センセーショナルな作品を世に送り出してきた奇才です。
脚本協力には、片山慎三監督と『ガン二バル』でもタッグを組んだ『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允が参加し、ラブストーリーを軸に、スリラー、ホラー、コメディ、アクション、ヒューマンドラマと、ジャンルを超越した全く先の読めない規格外のストーリーテリングで、過酷な現実に背を向けるほどに性愛に翻弄されてしまう皮肉と悲哀を強烈に描き切りました。
原作「雨の中の慾情」は絵コンテのまま発表された漫画家・つげ義春ならではのシュルレアリスム作品で、2024年に欧州最大規模の漫画祭であるフランス・アングレーム国際漫画祭で歴史に残すべき作品に授与されるPrix du patrimoine(遺産賞)にノミネートされました。
以下、コメントが到着しています。
成田凌
このコメントを書くにあたって、なかなかこの作品に見合う言葉が出てこないのが正直なところです。
数年前に企画書をいただいた瞬間の景色をいまだに覚えています。高ぶる感情を抑えられなかったのも。
撮影は台湾9割、日本1割。
日々が苦しく、楽しく、なんとも幸せで、気づけばこの作品にのめり込んでいました。
どこへでも連れて行ってくれるようなスタッフと、どこまでも繋がれている気になってしまったキャストと、なかなか壮絶で、凄絶で、濃密な毎日を過ごさせていただきました。
この作品の公開が近づいてきた喜びや期待、願いなど、様々な感情がありますが、とりあえず、なんかすごいのできました。って感じです。
最後投げやりですみません、終われない気がしたのでこの辺で失礼します。
「雨の中の慾情」、よろしくお願いします。
中村映里子
片山慎三監督のユーモラスで奇異な演出、果てしない才能に驚嘆する毎日、多士済済の片山組。
強烈に面白く楽しい撮影でした。私の中の野性が大喜びしていたのだと思います。
しかし、撮影すればするほど、演れば演るほど、どんどん分からなくなっていったのです。
これは、まさしく、つげ義春の世界を生きていた、ということでしょうか。そうであれば幸いです。
すべての人間を祝福してくれるような作品になっていればと願っています。
「雨の中の慾情」、よろしくお願いいたします。
森田剛
片山監督の岬の兄妹が好きで、今回参加出来る事が嬉しかったです。
台湾でのロケは、何が起こるか分からないヒリヒリした緊張感のある現場でした。
この作品の生々しい異世界を楽しみにしていて下さい。
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『雨の中の慾情』
貧しい北町に住む売れない漫画家・義男(成田凌)。アパート経営の他に怪しい商売をしているらしい大家の尾弥次(竹中直人)から自称小説家の伊守(森田剛)とともに引っ越しの手伝いに駆り出され、離婚したばかりの福子(中村映里子)と出会う。艶めかしい魅力をたたえた福子に心奪われた義男だが、どうやら福子にはすでに付き合っている人がいるらしい。伊守は自作の小説を掲載するため、怪しげな出版社員とともに富める南町で流行っているPR誌を真似て北町のPR誌を企画する。その広告営業を手伝わされる義男。ほどなく、福子と伊守が義男の家に転がり込んできて、義男は福子への潰えぬ想いを抱えたたま、三人の奇妙な共同生活が始まる……。
出演:成田凌、中村映里子、森田剛、足立智充、中西柚貴、松浦祐也、梁秩誠、李沐薰、伊島空、李杏、竹中直人
監督・脚本:片山慎三
原作:つげ義春「雨の中の慾情」
企画:中沢敏明
エグゼクティブプロデューサー:英田理志、中西一雄
プロデューサー:厨子健介、筒井史子、劉士華
コ・プロデューサー:後藤哲、川端基夫(山形ロケ)、和田大輔(茨城ロケ)
脚本協力:大江崇允
制作:セディックインターナショナル、日商賽奇客有限公司、井風國際娛樂有限公司
製作:映画『雨の中の慾情』製作委員会
日本公開:2024年11月29日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2024 「雨の中の慾情」製作委員会