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2024.02.29 12:00

井浦新アメリカ映画デビュー『東京カウボーイ』6月7日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

井浦新のアメリカ映画デビュー作『東京カウボーイ』が6月7日(金)より全国順次公開されることが決定しました。

舞台は、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるアメリカ・モンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公のヒデキ(井浦新)は、壮大な計画をプレゼンするも東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまいます。ところが、いやいやながらもスーツを脱いでカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうちに、人生を変える出会いが訪れ──。

監督を務めたマーク・マリオットはかつて山田洋次の弟子入りを志願し、山田組の海外現場(第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』)に参加した経歴の持ち主。その時の異国体験が作家としての原点となりました。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て、本作を企画。日本のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの風景を舞台に、“異邦人”が経験するさまざまな感情を普遍的なヒューマンドラマに仕立て上げました。

心の交流をテーマにした本作には、井浦のほかにも日米の文化と言語の微妙なニュアンスを表現できる多彩なスタッフとキャストが集結。脚本は、『Man from Reno』で数々の映画賞を受賞し、Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』の脚本&監督を務めたことも注目を集めるデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロインやミシェル・ゴンドリー監督『TOKYO!/インテリア・デザイン』主演などを経て、現在はアメリカを拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子が共作。藤谷は井浦扮する主人公の上司であり恋人でもある役柄でキャストにも名を連ねています。

さらに國村隼が和牛の専門家役としてコミカルな存在感を放つほか、ゴヤ・ロブレス、ロビン・ワイガートらアメリカのテレビドラマに欠かせない名優たちが牧場の人々として出演。

プロデューサーは実写版『ジャングル・ブック』、『プーと大人になった僕』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『トロン:レガシー』などハリウッド大作を多数手掛けてきたディズニー・スタジオ所属のブリガム・テイラー。本作が初のインディペンデント映画となります。

3月1日(金)に開幕する第19回大阪アジアン映画祭のクロージング上映にてインターナショナルプレミアされ、3月11日(月)には東京で舞台挨拶付き特別先行上映会が開催されます。

『東京カウボーイ』舞台挨拶付き 特別先行上映会
日時:3月11日(月)19:00の回(上映前舞台挨拶予定)
舞台挨拶ゲスト(予定):井浦新、藤谷文子、マーク・マリオット(監督)
会場:YEBISU GARDEN CINEMA(渋谷区恵比寿4-20-2 恵比寿ガーデンプレイス内)
チケット料金:2,000円均一
チケット発売:3月4日(月)より劇場窓口やオンラインにて販売開始
詳しくは劇場HPにて

以下、コメントが到着しています。

井浦新
「あなたの出演している映画を観てきて、一緒に仕事がしたいとずっと想っていた」。
世界中がまだCOVID-19の不安の中にあった頃、オンラインで初めてマーク・マリオット監督と話した時にいただいた言葉。
具体的に自分の芝居の特徴や感じたことなど、言葉でたくさん伝えてくれた。
作品への取り組み方や役へのアプローチの仕方、俳優としてどのような道を歩んできたのかなどにも興味を持ってくれていて語らい合った。
マーク監督始めプロデューサーのブリガム・テイラーと脚本チームの藤谷文子さんとデイヴ・ボイル。
そこにいるマーク組の皆さんはちゃんと観てくれていて、必要としてくれているのを感じました。とても嬉しかった。
その想いに応えたい!一緒に映画づくりがしたい!ここから私の『東京カウボーイ』が始まりました。
アメリカのモンタナ州の壮大な大自然の中と東京の街とで撮影されたハートウォーミングなこの映画が、皆さんの心に優しく響き、楽しんでいただけたら幸いです。

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『東京カウボーイ』(原題:Tokyo Cowboy)

出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼
監督:マーク・マリオット
脚本:デイヴ・ボイル、藤谷文子
プロデューサー:ブリガム・テイラー
2023/アメリカ/英語、日本語/2.35:1/5.1ch/118分

日本公開:2024年6月7日(金)YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー
配給:マジックアワー
公式サイト