『パスト ライブス/再会』グレタ・リーの新場面写真2点が解禁!
- Fan's Voice Staff
本年度アカデミー賞作品賞と脚本賞にノミネートされているA24最新作『パスト ライブス/再会』の新場面写真2点が解禁されました。
ソウルで初恋に落ちた幼なじみの二人が、24年後の36歳、ニューヨークで再会する7日間を描くラブストーリー。
12歳の時に家族で北米に移住したセリーヌ・ソン監督の人生を投影した主人公・ノラを演じたのは、今作でゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされたアジア系俳優のグレタ・リー。「アジア系アメリカ人の役ばかりを演じてきました。アジア系とはどういう人たちなのか説明するような役」というリーですが、「ノラという役は、韓国人・アメリカ人という前に、まず女性であり、何よりも女性であるということが第一の役でした。これまでに私が演じてきた役はもっと性格が濃いキャラクターが多くて、そういう役は大抵派手な衣装を着ていたり、喋り方が特徴的だったり、独特なメイクをしていたり。ですが、ノラにはそういったエッセンスが無かったので、全てが曝け出されている感じがしました。私にとって韓国語を話すことも難しかったですし、全てのシーンがそうでしたが、だからこそ本作での挑戦は俳優として最高の喜びでもありました」と振り返っています。
“何かを成し遂げたい”という強い気持ちを抱くノラについて、「ノラには恐れが無いし、自分がどんな男性を選ぶのかで人生が決まるとも思ってない。私よりもずっと感情的な面でも知的だと思います」と笑いながら話すリー。「ノラは本当にかっこいい女性。だから大好き」
このキャラクターには、ビリー・アイリッシュの楽曲「My Future」がインスピレーションを与えたといい、リーは、「ビリーが、“I’m in love with my future. Can’t wait to meet her(私は自分の未来に恋してる 未来の私に会うのが待ちきれない)”と歌っている曲。この歌詞はノラを演じる上でとても参考になったし、撮影中ずっと聴いていました。私も自分の生きている人生を愛することこそ、最大のロマンスだと思っています」と話しています。
監督のセリーヌ・ソンはビリー・アイリッシュとサンダンス映画祭のオープニングで話す機会があったといい、リーが「My Future」を聴いて現場にいたことを思い出しながら対面を果たした時のことを「最高にクールだった!」と語っています。
グレタ・リーは、LA出身の韓国系移民2世。韓国人の両親を持ち、コリアンタウンとビバリーヒルズという二つのコミュニティで生まれ育ち、大学で演劇を学んだ後、ニューヨークへ。2006年にテレビシリーズ『Law&Order』で俳優デビューし、翌年にはブロードウェイの舞台を踏んだ後、Netflixシリーズ『ロシアン・ドール』、AppleTV+『ザ・モーニングショー』でブレイク。「ファッションはアイデンティティの探求」と語るリーは、ロエベのコレクションキャンペーンにも起用されています。
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『パスト ライブス/再会』(原題:Past Lives)
監督・脚本:セリーヌ・ソン
出演:グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ
2023年/アメリカ・韓国/カラー/ビスタ/5.1ch/英語、韓国語/字幕翻訳:松浦美奈/原題:Past Lives/106分/G
日本公開:2024年4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
提供:ハピネットファントム・スタジオ、KDDI
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
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