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2024.02.21 19:00

『ザ・タワー』4月12日公開決定!日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

フランスのある団地を舞台に、突然出現した“闇”に翻弄される人々を描いた映画『La tour』が、邦題を『ザ・タワー』として4月12日(金)に公開されることが決定し、日本版予告編とポスタービジュアル、場面写真6点が解禁されました。

様々な人種が住むフランスの団地。アシタンはある朝目覚めると、窓の外が“闇”で覆われていることに気が付きます。その“闇”に物を投げ入れると物体は消滅し、体が触れると、その部分が鋭利な刃物で切られたように消えてなくなってしまいます。テレビやラジオの電波は途切れ、携帯電話も圏外となっている一方で、なぜか電気と水道は使用可能。原因不明の“闇”のせいで、外の世界と遮断された団地の住民たちは、知り合いや人種ごとの小さなグループを形成していきます。徐々に正気を失っていく彼らの間に争いごとが起こり始める中、彼らが選んだ“生きるため”の方法とは──?

「これは恐ろしい出来事が起こるホラー映画だ。飢饉、殺人、性差別、カニバリズム、人種差別、同性愛嫌悪、拷問。現代のあらゆる暴力と恐怖の総合体かもしれない」と語るのは、『ストーン・カウンシル』や『この世の果て、数多の終焉』のギョーム・ニクルー監督。

監督は今作での“闇”のことを光学的に直接観察できない正体不明の暗黒物質「ダークマター」と表現しており、この「ダークマター」は、「ベンタブラック」という99%以上の光を吸収できる物質から着想。「“闇”の存在はいかなる救済も贖罪も描いていないし、道徳心はなく、許しを考慮することなくあらゆる物の消滅を遂行する。自らの存在目的、頑なに破壊以外の何ものにも敬意を払わない。すべてを虚空に返すために」と語っています。

『ザ・タワー』はジェラルメール国際ファンタスティック映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭など世界の名だたるファンタ系映画祭で上映され、話題を呼びました。

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『ザ・タワー』(英題:Lockdown Tower)

監督・脚本:ギョーム・ニクルー
出演:アンジェレ・マック、ハティック、アーメド・アブデル・ラウィ
2022年/フランス/フランス語/89分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:La tour/字幕翻訳:横井和子/PG12

日本公開:2024年4月12日(金) より シネマート新宿 ほかにて ロードショー
配給:クロックワークス
公式サイト
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