『霧の淵』4月19日公開決定!予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
第72回サン・セバスチャン国際映画祭の新人監督部門に最年少で選出された村瀬大智監督作『霧の淵』が4月6日(土)にユーロスペースにて先行上映、4月19日(金)より公開されることが決定し、予告編とポスタービジュアルが解禁されました。
奈良県南東部の山々に囲まれたある静かな集落。かつては商店や旅館が軒を並べ、登山客などで賑わったこの集落で、代々旅館を営む家に生まれた12歳のイヒカ(三宅朱莉)。母の咲(水川あさみ)は数年前より夫(三浦誠己)と別居しており、結婚を機に嫁いだこの旅館を義理の父・シゲ(堀田眞三)と切り盛りしています。そんなある日、シゲが姿を消してしまい、旅館存続の危機が迫る中、イヒカの家族に変化の時が訪れ──。
主演には、オーディションで抜擢された奈良県出身の新人・三宅朱莉。老舗旅館を営む家に生まれた主人公のイヒカ役で、子どもから大人への揺れ動く佇まいを瑞々しく表現しました。イヒカの母・咲役の水川あさみは、別居中の旦那の実家の旅館を切り盛りするという複雑な状況の中、娘の成長を見守る母親を真っすぐに演じ切りました。
ポスタービジュアルには、撮影監督を担当した写真家・百々武(どど・たけし)のシーンを切りとった写真を使用。百々はこれまで、河瀨直美監督『殯の森』(06年)や東京2020オリンピック映画のスチールカメラマンとして活躍。今作では初めて撮影として制作に携わり、一瞬一瞬を切り取った美しいシーンが本編にも散りばめられています。
監督を務めた村瀬大智は、舞台である奈良県川上村に単独で長期滞在。実際にある老舗旅館を舞台に、今、この時代だからこそ残したい“時間”を静かに美しく映し出しました。
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『霧の淵』(英題:Beyond the Fog)
監督・脚本:村瀬大智
出演:三宅朱莉、三浦誠己、堀田眞三、杉原亜実、中山慎悟、宮本伊織、大友至恩、水川あさみ
エグゼクティブプロデューサー:河瀨直美
プロデューサー:吉岡フローレス亜衣子
製作:なら国際映画祭
助成:奈良県、川上村、奈良市
2023/日本/G/DCP/5.1ch/83分
日本公開:2024年4月6日(土)ユーロスペース先行上映、4月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ他 順次公開
配給:ナカチカピクチャーズ
©2023“霧の淵”Nara International Film Festival