『RHEINGOLD ラインゴールド』日本版予告編2種が解禁！

実在するドイツのラッパー＆音楽プロデューサー“カター”の半生を描く破天荒なサクセスストーリー『RHEINGOLD ラインゴールド』の日本版予告編2種が解禁されました。

クルド系音楽家のもとに生まれたジワは、亡命したパリで音楽の英才教育を受け、ドイツのボンに移り住むも両親は離婚、底辺生活に。ストリートで勝つためにボクシングを覚えたジワは、カター（Xatar：危険なヤツ）となり、金塊強盗で投獄されます。

「これは、のちにスーパースターとなる男の規格外に破天荒な実話」というナレーションから始まるショート予告。「スーパースターになる男」とは、ドイツに実在するスターラッパーであり、音楽プロデューサーとして名を馳せるカター。冒頭に映し出されるCDジャケット「Nr.415」は、実際に2012年4月にリリースされ、ドイツのアルバムチャートで19位にランクインしたアルバム。人に殴りかかったり、コソ泥をしたり、夜のクラブ街で銃撃されるなど、やんちゃな生活を送っていたカターが、逮捕されるまでがテンポよく映し出され、刑務所内でのレコーディング風景が続きます。

ロング予告ではカターの生い立ちが語られ、「音楽家の両親のもと、ピアノの英才教育を受けるも開花せず。父に捨てられ底辺生活」という言葉と共に、幼きカターが少年になり、クスリの売人になり、肉体改造をする姿が映し出されます。“危険な奴”を意味する「カター」と呼ばれるようになり、HIPHOPに出会い、レーベルを立ち上げる資金集めのためにコカインを売りさばこうとするも失敗し、金塊強盗で逮捕。「これが宿命だ」と諦めるカターに、「自分の人生は自分で作れ」と語る父。その言葉に一念発起し、カターは刑務所でレコーディングを敢行していき──。

監督を務めたファティ・アキンは、『女は二度決断する』でゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞したほか、世界三大映画祭で主要賞を獲得するなど、世界中で高い評価を受けているドイツの若き才能。

予告編のナレーションを務めたのは、ドイツ出身、さらに幼少期よりヒップホップにのめり込み、高校在学中は友人たちと結成したヒップホップユニットでダンスやラップバトルを行っていた人気声優の木村昴。現在も声優の傍らHIPHOPの伝道師としても活躍しており、Xatar（カター）との親和性が高い木村の熱いナレーションにも注目です。

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『RHEINGOLD ラインゴールド』（原題：Rheingold）

監督・脚本：ファティ・アキン
出演：エミリオ・サクラヤ、カルド・ラザーディ、モナ・ピルザダ、アルマン・カシャニ、フセイン・トップ、ソゴル・ファガーニ
撮影：ライナー・クラウスマン
編集：アンドリュー・バード
美術：ティム・パネン
音楽：ジワ・ハジャビ aka Xatar
オリジナル管弦楽曲：エグバル・ハジャビ
音楽監修：ピア・ホフマン
監修：マエストロ
セリフ監修：Xatar
140分／1.85:1／2K／Dolby Atmos／2022／ドイツ語、クルド語、トルコ語、オランダ語、英語、アラビア語／ドイツ・オランダ・モロッコ・メキシコ／日本語字幕：吉川美奈子

日本公開：2024年3月29日（金）より、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次ロードショー！
配給：ビターズ・エンド
公式サイト
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