ソフィア・コッポラ監督『プリシラ』4月12日公開決定！新場面写真8点が解禁！

Fan's Voice Staff

ソフィア・コッポラ監督最新作『Priscilla』が、邦題を『プリシラ』として4月12日（金）より全国公開されることが決定し、新場面写真8点が解禁されました。

エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた少女プリシラがたどる魅惑と波乱の日々を、プリシラの視点で繊細に描く物語。シャネル、ヴァレンティノの衣装が彩る華やかな恋に隠された孤独。そして常に高く評価されるソフィア・コッポラ作品のサウンドトラックですが、今回も音楽に注目。フランス出身のロックバンドPhoenixが担当し、美しく精巧な美術とともに60～70年代の空気を伝えます。

到着した場面写真では、14歳の少女プリシラの儚げな表情や、恋に落ちたプリシラとエルヴィス、1967年当時話題となった結婚式の写真を再現したシーン（プリシラのウェディングドレスはシャネル、エルヴィスのタキシードはヴァレンティノが手掛けた）、自身がセレブとして注目の的となった華やかなメイクアップのプリシラ、ジャンプスーツに身を包むエルヴィスとのツーショットなど、映画の世界を表現する魅惑的なシーンが切り取られています。

夢のような恋の恍惚と切なさを経験していく少女の心の変遷と外見の変化を、繊細な表情とたたずまいで表現した主演ケイリー・スピーニーは、本作で第80回ベネチア国際映画祭女優賞を獲得。第81回ゴールデングローブ賞主演女優賞（ドラマ部門）にノミネートされ、「驚くほどにすばらしい演技」（Rolling Stone）などと称賛を浴びました。

プリシラだけが知る、魅力的で華やかながらも、傷つきやすく大人になりきれないスーパースターのエルヴィスを演じたジェイコブ・エロルディは、「エルヴィスを演じきっている」（The Warp）と高い評価を受けています。

　
ソフィア・コッポラ監督は、「プリシラ・プレスリーの回想録を読み、彼女のグレースランドでの体験に心を動かされました。私が表現したかったのは、エルヴィスの世界に飛びこみ、紆余曲折を経てやっと自身の人生を見つけたプリシラの心情です」と語っています。