『ありふれた教室』5月17日公開決定!日本版特報&ティザービジュアルが解禁!
- Fan's Voice Staff
本年度アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたドイツの新鋭イルケル・チャタク監督のサスペンススリラー『The Teachers’ Lounge』(英題)が、邦題を『ありふれた教室』として5月17日(金)より全国公開されることが決定し、日本版特報とティザービジュアルが解禁されました。
『ありふれた教室』は、現代の中学校を舞台に、ある新任女性教師の視点で物語が進行。校内で発生した小さな事件が予想もつかない方向へと激しくうねり、わずか数日間で学校の秩序が崩壊してしまう異常な事態へと突き進んでいきます。生徒や同僚教師との対立、そして教室での叫び声──学校の<不都合な真実>とは何か?
今作が日本劇場初公開となるドイツの新鋭イルケル・チャタクの長編4作目。チャタク監督は教育分野で働くさまざまな人々へのリサーチを行い、自らの子ども時代の実体験も織り交ぜてオリジナル脚本を執筆。誰にとっても馴染み深い学校という場所を“現代社会の縮図”に見立て、正義や真実の曖昧さをサスペンスフルに描ききったその試みは、ミヒャエル・ハネケやアスガー・ファルハディといった名匠の作風を彷彿とさせます。
主演のレオニー・ベネシュは、ハネケ監督の代表作『白いリボン』で注目され、「THE SWARM/ザ・スウォーム」「80日間世界一周」などのTVシリーズで活躍する実力派。次々と重大な選択や決断を迫られるカーラの葛藤を生々しく体現しました。
第73回ベルリン国際映画祭パノラマ部門でワールドプレミアされ、W受賞を果たしたのを皮切りに、ドイツ映画賞最多5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞)受賞するなど、高評価を獲得。本年度アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされています。
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『ありふれた教室』(英題:The Teachers’ Lounge)
仕事熱心で正義感の強い若手教師のカーラは、新たに赴任した中学校で1年生のクラスを受け持ち、同僚や生徒の信頼を獲得しつつあった。そんなある日、校内で相次ぐ盗難事件の犯人として教え子が疑われる。校長らの強引な調査に反発したカーラは、独自の犯人捜しを開始。するとカーラが職員室に仕掛けた隠し撮りの動画には、ある人物が盗みを働く瞬間が記録されていた。やがて盗難事件をめぐるカーラや学校側の対応は噂となって広まり、保護者の猛烈な批判、生徒の反乱、同僚教師との対立を招いてしまう。カーラは、後戻りできない孤立無援の窮地に陥っていくのだった……。
監督・脚本:イルケル・チャタク
出演:レオニー・ベネシュ
2022年/ドイツ/ドイツ語/99分/スタンダード/5.1ch/原題:Das Lehrerzimmer/日本語字幕:吉川美奈子/G
日本公開:2024年5月17日(金)、新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋他全国公開
提供:キングレコード、ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
公式サイト
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