ブランドン・クローネンバーグ監督『インフィニティ・プール』4月5日公開決定！日本版ポスターが解禁！

Fan's Voice Staff

鬼才ブランドン・クローネンバーグ監督によるリゾートスリラー『Infinity Pool』が、邦題を『インフィニティ・プール』として4月5日（金）より全国公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルが解禁されました。

裕福な若い夫婦が訪れた美しいリゾート地“リ・トルカ島”。その国では、観光客はどんな犯罪を起こしても大金を払えば自分のクローンを作ることができ、そのクローンを身代わりとして死刑に処すことで罪を免れることができるという残酷なルールが存在していた……。

デヴィッド・クローネンバーグを父に持ち、自身も『アンチヴァイラル』『ポゼッサー』など独特の世界観に溢れた秀作を送り出し、カルト的な人気を誇る鬼才ブランドン・クローネンバーグ監督の長編第3作。

スカルスガルド兄弟の長男アレクサンダー・スカルスガルドと、タイ・ウエスト監督『Pearlパール』で大ブレイクを果たしたミア・ゴスが初共演。アメリカ公開時には、スランプに陥り徐々に堕落していく作家ジェームズを演じたスカルスガルドの体当たりの熱演と、そんな彼を奇妙で恐ろしい世界に誘う女、ガビ役のミア・ゴスによる怪演が大いに話題となり、スマッシュヒットを記録。

米国では当初、アメリカ映画協会（MPAA）より17歳未満入場禁止映画であるNC-17のレーティングを付けられましたが、クローネンバーグ監督による再編集の結果、R指定（17歳未満は成人保護者の同伴必須）で公開されました。

日本版ポスターを手がけた石井勇一は、デザインについて「彼が目覚めたものは、“溺れるような自己陶酔”か、それとも“堕ちていく快楽”か。そんな抜け出したくても抜け出せない魅惑の沼を妖しく表現しました。『POOL』ロゴの中には、無限（インフィニティ）マークも潜んでいます」とコメントしています。

2月9日（金）からは海外版ビジュアルを採用したムビチケカードが発売（ムビチケオンライン同時発売）。購入特典には、海外版ロゴをモチーフにした、ここでしか手に入らないオリジナル・マスキングテープ「インフィニティ・テープ」。メイジャー通販サイトもしくは公開劇場窓口にて購入できます（一部劇場を除く）。

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『インフィニティ・プール』（原題：Infinity Pool）

高級リゾート地として知られる孤島を訪れたスランプ中の作家ジェームズは、裕福な資産家の娘である妻のエムとともに、ここでバカンスを楽しみながら新たな作品のインスピレーションを得ようと考えていた。ある日、彼の小説の大ファンだという女性ガビに話しかけられたジェームズは、彼女とその夫に誘われ一緒に食事をすることに。意気投合した彼らは、観光客は行かないようにと警告されていた敷地外へとドライブに出かける。それが悪夢の始まりになるとは知らずに……。

監督・脚本：ブランドン・クローネンバーグ
製作：NEON
出演：アレクサンダー・スカルスガルド、ミア・ゴス、クレオパトラ・コールマン、トーマス・クレッチマン、ジャリル・レスペール
2023年／カナダ・クロアチア・ハンガリー合作／英語／118分／R18+／日本語字幕：城誠子