生田斗真&ヤン・イクチュン主演『告白 コンフェッション』5月公開決定!
- Fan's Voice Staff
「カイジ」の福本伸行と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじによるコミック「告白 コンフェッション」を生田斗真&ヤン・イクチュンのW主演で実写映画化、2024年5月に全国公開されることが決定し、日本版特報とティザーポスターが解禁されました。
特報映像は、福本伸行とかわぐちかいじの原作コミックの圧倒的なインパクトを誇るイラストのたたみかけから始まり、浅井(生田斗真)とジヨン(ヤン・イクチュン)が雪山で遭難しているシーンへと移っていきます。足に大怪我を負ったジヨンを「大丈夫」と懸命に励ます浅井。そんな浅井に、ジヨンは突如として語りかけます。「最期に聞いてくれ。さゆりは俺が殺した」と。さゆりとは、16年前にその山で行方不明となり事故死とされた二人の同級生。自ら犯した罪にさいなまれ、苦しみからようやく解放されて安堵したジヨンでしたが、事態は急転。二人は助かってしまいます。死を覚悟した親友の“告白”を聞いてしまった男と、うっかり言ってしまった男。山小屋の暖炉を囲む二人の間には、そこはかとなく気まずく、不穏な空気が流れ始め──。
告白を“聞いてしまった男”浅井啓介を演じる生田斗真は、『土竜の唄』シリーズ(14、16、21年)や『渇水』(23年)など、幅広いジャンルで活躍を続ける演技派。今作では、一見するとエリートの好青年風ながらも、どこか掴みどころのないキャラクター像を演じ、新境地を開拓しています。
自らの罪をうっかり“言ってしまった男”リュウ・ジヨンを演じるヤン・イクチュンは、監督・脚本・主演を務めた『息もできない』(10年)が国際映画祭・映画賞で25以上の賞を獲得し、W主演をつとめた『あゝ、荒野』(17年)では日本国内でも高い評価を集めた韓国の気鋭。原作では日本人の石倉というキャラクターだった設定が、韓国から来た留学生のジヨンへと変更され、日韓を代表する演技派のコラボレーションが実現しました。
監督を務めるのは、『リンダ リンダ リンダ』(05年)、『苦役列車』(12年)、『オーバー・フェンス』(16年)などの作品で高い評価を集め、注目作『カラオケ行こ!』(24年)の公開も控える山下敦弘。
原作「告白 コンフェッション」は、1998年にヤングマガジンアッパーズで連載され、名匠二人の共作が大きな話題を呼んだ人気コミック。物語は、大学山岳部OBの浅井と石倉が登山中に遭難するところから始まり、死を覚悟した石倉は、自分が過去に犯した“殺人”を浅井に告白。ところがその直後、眼前に山小屋が出現し、一命を取り留めることに。山小屋の中で、親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男のこの上なく気まずい一夜が、圧倒的なスリルとスピード感で描かれます。
以下、コメントが到着しています。
生田斗真(浅井啓介 役)
──出演オファーを受けた感想
ここまで閉鎖的な空間で、出演者はほぼ二人と言っていいくらいのミニマムな世界観の中で、展開すること。そして何よりもヤン・イクチュンさんとお芝居ができるのが楽しみでした。
──演じた役柄について
この映画は冒頭、ある男とある男が遭難して山小屋に逃げ込んで、そこからお互いの関係性や、二人に何が起きたのかなどが明らかになっていきます。前情報としてお伝えできることが多くはないですが、ヤン・イクチュンさんの怖い顔と、それに怯える私が演じる浅井というのが、ハラハラドキドキして楽しんでもらえる大きな要素の一つになっていると思います。
──劇場公開を待つ観客へのメッセージ
本当にドキドキする、最高にスリリングな作品になっていると予想されます。この映画は、始まりと終わりでガラリと世界観が変わるような作品だと思いますので、是非、公開を楽しみにしてほしいと思っています。
ヤン・イクチュン(リュウ・ジヨン 役)
──出演オファーを受けた感想
初めてオファーを受けたのが、4年前でした。ですので、とにかく頑張ろうという気持ちでした。4年の歳月を経て、シナリオも変わっていきました。完成したこの映画が、4年間の努力の結晶として素晴らしい出来栄えになれば良いと思っています。
──演じた役柄について
人間は誰でもミスや失敗をするもので、大きな失敗をした時に、一人の人間として、その状況でどのように自分の感情を隠し、その感情から抜け出すか、もがくものです。私はジヨンが浅井のようで、浅井がジヨンのようだと感じます。人間は時に弱くて怖がりです。その醜い感情をどのように表現するかを悩みました。
──劇場公開を待つ観客へのメッセージ
最近は家で映画やドラマをよく見ますよね。もちろん、そういった作品もとても面白くて素晴らしいのですが、劇場で観る映画的な快感は失われているように思います。この作品が、劇場ならではの快感を味わえる映画になって欲しいなと思います。観客の皆さんに、そんな気分を味わって頂けると嬉しいです。
山下敦弘(監督)
2018年に企画を立ち上げましたが、難航するシナリオ作業、さらにコロナ禍での2度の撮影延期という憂き目を経て、ようやく映画化することが出来ました。
途中、何度も心が折れそうになりましたが、どうにか形にしたいという監督としての意地と、プロデューサーたちの粘りの結晶が映画『告白 コンフェッション』です。
絶対に劇場で観てください。
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『告白 コンフェッション』
原作:「告白 コンフェッション」(原作:福本伸行、作画:かわぐちかいじ/講談社「ヤンマガKC」刊)
主演:生田斗真、ヤン・イクチュン
監督:山下敦弘
脚本:幸修司、高田亮
製作:映画『告白 コンフェッション』製作委員会
制作プロダクション:ギークサイト
PG12
日本公開:2024年5月 全国ロードショー
配給:ギャガ
公式サイト
©2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会