『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』チョン・ジョンソ&ケイト・ハドソンのインタビュー映像が解禁!
- Fan's Voice Staff
第78回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出された『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』の主演を務めるチョン・ジョンソとケイト・ハドソンのインタビュー映像と、新場面写真7点が解禁されました。
チョン・ジョンソは、Netflixで10月より配信が開始されるやいなやアジア諸国で視聴ランキング1位を獲得した話題作『バレリーナ』で主人公を演じるなど、いま注目を集める韓国の新たな逸材。アミリプール監督は、イ・チャンドン監督『バーニング 劇場版』でのチョン・ジョンソの演技を見て、「彼女がモナ・リザだ」と直感したといいます。
その後、チョン・ジョンソはロサンゼルスにいる監督のもとを自費で訪れ、二人で1週間を共に過ごしたそう。アミリプール監督は、「私も彼女(チョン・ジョンソ)も同じくらいハウスミュージックが大好きだったので、そのビートとリズムにのめり込み、絆のような何かを感じました。そのなかで彼女のモナ・リザというキャラクターに対する深い理解を感じ、完全に信頼するようになりましたね」と振り返っています。
モナ・リザは、他人を自在に操ることができるという不思議なパワーを持った謎の少女。チョン・ジョンソは、本作について「現代は個人の権利がないがしろにされがち。それでも力強く、自分らしく生きろと教えてくれる映画」と語り、自身が演じたモナ・リザというキャラクターは、「不思議な力を持つ赤ちゃんのような人。彼女は他の人には分からないようなことを感じ取れる」と説明しています。
モナ・リザをとある計画へ引き込むシングルマザーのダンサーのボニー役を務めたのは、『あの頃ペニー・レインと』でアカデミー賞にノミネートされ、最近ではNetflix配信映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』が評価されたケイト・ハドソン。アミリプール監督の「とてつもない才能」に感服して、出演を決めたといいます。「さまざまな要素があって一言では言い難い。超常現象スリラー映画とも言えるし、とてもスタイリッシュなアート映画とも言える。誰もが気軽に楽しめる映画。ユーモアがあって、人情味に溢れていて、怖いシーンにはワクワクして、とにかく一言では説明しきれない!」と笑顔を見せています。
到着した場面写真では、さまざまな衣装に身を包むモナ・リザの“七変化”が切り取られています。精神病院の拘束衣や、モナ・リザに手を貸すDJファズがくれた大きなタイダイ柄のTシャツ、真っ青なウィッグ、星形のサングラスなど印象的なファッションを自由に着こなすモナ・リザのビジュアルにも注目です。
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『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』(原題:Mona Lisa and the Blood Moon)
監督・脚本:アナ・リリ・アミリプール
出演:ケイト・ハドソン、チョン・ジョンソ、クレイグ・ロビンソン、エド・スクライン、エヴァン・ウィッテン
2022年/アメリカ/英語/106分/カラー/ビスタ/5.1ch/字幕翻訳:高山舞子
日本公開:2023年11月17日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて全国公開
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
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