カンヌ「ある視点」大賞『最悪な子どもたち』日本版予告編が解禁！

Fan's Voice Staff

第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」大賞を受賞したフランス映画『最悪な子どもたち』の日本版予告編が解禁されました。

ある夏の日、フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが開かれることから始まる物語。予告編では、主人公に選ばれた、異性との噂が絶えないリリ、怒りをコントロールできないライアン、心を閉ざしたマイリス、そして出所したばかりのジェシーの個性豊かな4人が、映画撮影に挑む姿が捉えられています。

ライアンが自転車で道を通るシーン撮影中、監督から「カット」が掛かっても止まらないライアンに現場が慌てる様子や、撮影を楽しんでいるリリが地元の同級生たちにからかわれる様子、さらにはリリとのベットシーンがあると言ってはしゃぐジェシーの姿も。そして、まだ幼い子どもたちに本気の喧嘩をするようにけしかける映画監督。子どもたちの喧嘩は演技を越えて止まらなくなってしまい、現場は大混乱してしまい──。

映画に登場する主人公の4人は、実際に映画の舞台となる北フランスの撮影地近くの学校や児童養護施設でのオーディションに参加し、選ばれた演技未経験の子どもたち。監督を務めたのは、キャスティングディレクターや演技コーチとして数千人以上の若者と接し、「なぜ映画というジャンルが、過酷な環境で生きる子どもたちに惹かれカメラを向けようとするのか？」と関心を持っていたリーズ・アコカとロマーヌ・ゲレ。

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