News

2023.11.01 14:00

ブリランテ・メンドーサ監督『FEAST -狂宴-』2024年春公開決定!

  • Fan's Voice Staff

フィリピン映画界の鬼才ブリランテ・メンドーサ監督新作『Apag』が、邦題を『FEAST -狂宴-』として2024年春に日本公開されることが決定しました。

息子が起こした交通事故の罪を被り、刑務所に収監されていた家族の長。その間、妻と息子は、協力しあって家族と家計を守り、亡くなってしまった男の妻と子どもたちを引き取り使用人として面倒を見ていました。ところが、収監されていた家族の長の帰還を祝う宴の日が近づくにつれて、後ろめたさと悲しみが再びあらわれ、「失った者」と「失わせた者」との間の平穏はかき乱されていき──。

ブリランテ・メンドーサは、『ローサは密告された』『キナタイ マニラ・アンダーグラウンド』など、フィリピン社会の暗部をえぐり、社会問題や社会的リアリズムを通してそこで強くたくましく生きる庶民の姿をリアルに描いてきた、フィリピンを代表する社会派監督。

主演には、平均視聴率40%を誇り、7年にわたり放送されたフィリピンの国民的人気ドラマ「プロビンシャノ」の主演を務め、国民的スターの地を不動のものとしたココ・マーティン。そして、メンドーサ作品の常連であり2016年カンヌ国際映画祭にて東南アジアで初の女優賞を獲得したジャクリン・ホセ、人気アクション俳優であり現在は上院議員を務めるリト・ラピッド、子役からスタートし数々の作品に出演し敵役に定評のあるグラディス・レイエスなど、フィリピンの人気俳優が集結しています。

なお、11月1日はココ・マーティンの誕生日。日本の公開が決定したことを受け、「日本の皆さん、そして日本にいる同胞の皆さんに、この『FEAST』を観て頂けることを願っています」とコメントを寄せています。

==

『FEAST -狂宴-』(英題:FEAST)

監督:ブリランテ・メンドーサ
脚本:アリアナ・マルティネス 
撮影:ラップ・ラミレス
美術:ダンテ・メンドーサ
編集:イサベル・デノガ
音楽:ジェイク・アベラ
出演:ココ・マーティン、ジャクリン・ホセ、グラディス・レイエス、リト・ラピッド
2022年/香港/タガログ語、パンパンガ語/104分/シネスコ/原題:Apag

日本公開:2024年春、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給:百道浜ピクチャーズ
後援:フィリピン政府観光省
公式サイト
© CORYRIGHT 2022. ALL RIGHTS RESERVED.