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2023.10.16 12:00

『ミツバチと私』2024年1月5日公開決定!日本版ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少の8歳で主演俳優賞を受賞したスペイン映画『20000 Species of Bees』(英題)が、邦題を『ミツバチと私』として2024年1月5日(金)より全国順次公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルが解禁されました。

夏のバカンスでフランスからスペインにやってきた家族。8歳のアイトールは、自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さに悩み、心を閉ざしていました。母はそんなアイトールを愛しながらも向き合い方に迷っていました。ある日、叔母が営んでいる養蜂場でミツバチの生態を知ったアイトールは、ハチや自然と触れ合うことで心をほどき、多様性を受け入れ、ありのままで生きていきたいという思いを強くしていき──。

主演を務めたソフィア・オテロは、約500人の中からオーディションで選ばれた新人。今回が映画初出演となり、子どもが抱える不安や心の機微を繊細に演じる様子は、『ミツバチのささやき』(73年)のアナ・トレントを想起させます。

手がけたのは、数々の短編を監督し、『Chords』(22年)では第75回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映された実績を持つスペイン人監督のエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン。長編デビュー作となった本作は、ベルリン国際映画祭銀熊賞に加え、ギルド賞をW受賞。さらに、第26回マラガ・スペイン映画祭でも最優秀スペイン映画賞を受賞するなど世界各国から注目を集めています。

監督は、「家族との関係が、自分探しの旅にどう影響するのかを探りたかった」と語っており、トランスジェンダーの悩みを抱える本人だけでなく、母、祖母ら3世代の視点を交え、それぞれの考えで人生を生き抜く姿を描きます。

本作は、『20000種のハチ』(仮題)として第36回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門で一足早くお披露目され、エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督の来日も予定されています。

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『ミツバチと私』(英題:20000 Species of Bees)

監督・脚本:エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン
撮影:ジナ・フェレル・ガルシア
美術:イザスクン・ウルキホ
編集:ラウル・バレラス
出演:ソフィア・オテロ、パトリシア・ロペス・アルナイス、アネ・ガバライン
2023年/スペイン/128分/1:1.85/スペイン語・バスク語・フランス語/カラー/5.1ch/字幕:大塚美左恵 

日本公開:2024年1月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:アンプラグド
後援:駐日スペイン大使館
公式サイト
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